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むしろこういうものの方が (2015.07.04)

今日インターネットのニュースを元に、次のような記事を見つけました。

凸版印刷、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発
~江戸期以前のくずし字が80%以上の精度でOCR処理可能に~


80%という精度について、これがどの程度のものなのかが私にも分かりにくいので、これがどれほど実用的なものなのかは判断出来ません。しかし、とてもすごい技術であることは十分に分かります。

ご存知の方も多いでしょうが、行書や草書では”変体仮名”と呼ばれるものがあります。どうやらそういうものもOCR処理の過程で読み取れるようで、その解析能力の高さに驚かされてしまいます。

このようなことを考えていて、ふと、以前読んだとある塾のブログ記事を思い出しました。曰く「古典は”これから増えるものではない”ものなので、出来る限りたくさん読んでおくほうが良い」とのこと。

まあ、全ての古典を読破しその内容を完全に理解する、なんて事は全く無理な話ですし、そのような主旨の記事ではありませんでした。しかし”これから増えない”という指摘はもっともだと思います。

今回のような技術がより発達していけば、もしかしたらほぼ完璧に古典をデジタルデータ化出来るかもしれません。文章をデータ化出来れば、それを機械で翻訳することも可能になることでしょう。また当時の時代背景、人間関係などを踏まえることで、より深い考察をデジタルベースで行うことが出来るかもしれない。こうやって深い内容まで扱うことが出来るようになりつつ、”新しいものが増えない”のです。

だとしたら、いつか完全に古典全てを”解析”してしまうかもしれません。そうしたらこの方面の学問に、ある一定のゴールが示されてしまうことになってしまうのです。もちろん文学作品自体を楽しむ研究は出来るでしょう。しかし未知のものは無くなってしまう。・・・ある意味、恐ろしいことです。

このことと先日書いた、国公立大学の人文社会系学部の改革が、私の中で繋がるのです。実はこの方面の学問を消滅させてしまう可能性があるのは、学生の減少でも無く政府の働きかけでも無く、今回のような技術革新なのかもしれません。

私が専門で勉強していた数学は、かなりopenな学問です。与えられた問題を解くというcloseな学問では無く、未知の領域を開拓していくという側面が非常に強い。私は文学方面の研究の内容にはそれほど明るくないので、それがopenなのかcloseなのか分かりません。が、もしもcloseなものであるならば、少しずつその方向性を変えていくべきでしょうね。

この変化が、大学の人文社会系学部の改革に連動するかもしれません。・・・こういう多様な視点から、今後の教育の動向を見ていきたいものです。

最後に、もしかしたら文学系の研究に対してトンチンカンなことを書いているかもしれません。その時はご容赦ください。

公式HP → 重力加速度の書き方について

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