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公式ブログに書いたヒルのその後。
取り除いたヒルをどう処理するべきか迷いました。川などに捨てるわけにもいかない。またトイレなどに流すのも気持ち悪い。きちんと息の根を止めて廃棄しようと思っても、もしも生き残っていることが心配。
そこで動きにくくするためにティッシュでまとめて、小さい容器の中で「キッチンハイター」の原液に浸けておきました。殺菌・消毒の作用で、ある程度確実に処理出来ると思ったのです。
ところがしばらくして様子を見ると、液体の中にはティッシュしか見当たりません。何匹もいたヒルが全く見当たらないのです。「いけない、逃げられたかも・・・」とも思ったのですが、最初に原液に浸けた時でさえ動けなくなっていたものもいたのに、一匹も見当たらないのはおかしいと考えなおしました。
そうしていたら、家内からびっくりする報告が。「どうも完全に溶けたみたいだよ」と。
どうやら完全に、跡形もなく溶けてしまったようなのです。実は家内も、動かなくなったヒルを自分でも原液に浸けていたようで、だんだんと小さくなっていくことを確認していたそうなのです。
これはこれで非常に興味深いことです。そこでさっそく調べてみました。しかし漂白剤でヒルが溶けるかどうかについて、はっきりと書かれているものは見つかりません。ただ調べていて感じたのが、主成分である次亜塩素酸ナトリウムや混合されている水酸化ナトリウムが塩基性であるため、これがタンパク質(ヒルの体)を溶かしていってしまったのではないか、ということです。
あまり真似をしてほしく無いのですが、このような漂白剤の原液を触ると、ヌルヌルする感触があります。あれは皮膚のタンパク質をアルカリが溶かしているのです。この作用によって、ヒルが溶けてしまったのでしょう。
カメから取り除くときには気持ち悪い思いをさせられましたが、跡形もなく溶けてしまったというのはなんだかかわいそうだと感じてしまいます。・・・とは言っても、また出てきたら駆除するでしょうが(笑)
ということで午前から午後まで、ヒルを通じていろんなことを感じた1日でした。まさか化学反応まで考えることになるとは。たかがヒルと侮ってはいけませんね。
公式HP → カメからヒルを取り除き・・・