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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 複素数平面を勉強するには
今日の公式ブログの補足みたいになりますが、複素数平面とその幾何的な意味について勉強するとしたら、どのような教材が使いやすいのかをご紹介。
私が見る限り、この分野で最も解説が優れているのは「フォーカスゴールド数学III(啓林館)」です。他にも受験参考書で有名な、チャートや一対一対応の数学、予備校系の問題集など比較をしてみましたが、解説として優れているのはこれだと思います。
どの参考書にも、基本的な内容は扱われています。しかし最も肝心の「複素数平面をなぜ使うのか」とか「複素数で図形を考えるとどんなメリットがあるのか」という点に触れているのは、ほとんどありません。ここを理解しないと、「複素数平面って、なんだか難しいことをやらされている」という印象が拭えないでしょうね。
なお複素数平面の理解に向けては、大学の解析学の教科書なども参考にはなります。しかしこちらは複素数平面の解析的扱いや、代数的な方程式論への応用などが中心で、幾何的な意味を解説しているものは非常に少ない。そこでやはり、フォーカスの解説になってくるのですね。
しかしだからと言って、複素数平面の図形問題のためだけにフォーカスゴールドに手を出すのは、いささか重たすぎる気もします。この辺りは、それぞれの方でバランスを見て欲しいことですね。
ということで勉強の一助になればと思い書いてみました。良かったら参考にされてくださいね。
公式HP → 複素数平面の図形について