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現在、福岡県のHPには数学、英語、理科の問題が公開されています。昨日は数学を扱いましたが、他の科目もざっと確認しました。その内容を簡単に。
理科・・・例年に比べ、受験生にはかなり難しく見えたのでは無いかと思います。その理由が「簡潔に書け」という問題形式の多さ。おおよそどのような内容を扱っているのかは分かっても、どういう言葉を入れればいいのかで迷った人も多いことでしょう。
注目すべきは、大問題2が分解者のテーマだけで構成されていること。大問題3での燃料電池。大問題6の”金属製コップを使う理由”、大問題7の電力の定 義、大問題8の斜面上の物体が受ける力の作図、ですかね。これらは理科の勉強としては大切な内容ではありますが、ここまで丁寧に理解をしていった受験生は 少なかったのでは無いかと思います。
英語・・・理科と同様、これも受験生にとっては厳しい内容だったと感じます。長文の分量や設問内容は例年とそれほど変わりませんが、長文内の単語に、中学 生としては難しめのものもチラホラと見受けられます。もちろん、文脈から予想することは十分に可能ですが、見慣れない長めの単語(interpreter など)で萎縮してしまう可能性はあるでしょうね。
また最後の英作文は、例年よりも少し趣向が凝らされています。昨年では長文にe-mailが使われていましたが、今年はe-mailの返信を作文するとい うもの。問題を見ると条件で出されている単語数が、今までよりも増えています。・・・とは言え実は条件に作文の書き出しが書いてあるので、これを書いてし まったら普段通りのものになるのですが、驚いてしまった受験生もいたことでしょう。
理科にしても英語にしても、最近の問題の中では比較的難し目の部類に入ると思いますが、それでも意味無く難しくしているのではなく、本来勉強すべき内容を聞いてくるものになっています。難しく感じたのであれば、まだ知識に穴が空いている状態とも言えるのです。
だとしたらやはり、このような出題でもきちんと答えられるよう、満遍なく受験対策をするべきですね。結局は当たり前の結論になってしまいますが、それだけ福岡県の問題がオーソドックスな出題であるということなのです。
・・・これから国語や社会などが公開されていくことでしょう。そちらの問題も楽しみです。
ということで、一人でも多くの受験生が良い結果を掴めるよう、応援を続けていきたいと思います。
公式HP → 福岡県の数学の問題の感想