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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 「お父さんが・・・」
日曜日にこのブログで、私の祖母のお見舞いに行った話を書きました。今日はそれに続き、別の施設に入院している大叔母のお見舞いに行ってきました。
実は先日妹から連絡があり、大叔母は先月にインフルエンザに罹り、その後は寝たきりの状態が続いているとの事だったのです。そこでたいそう落ち込んでいるだろうと思いながら、病室に入ったのです。
そうしたらびっくりするくらい、元気に話してきたのです。意識もはっきりしていて、言葉も明瞭。確かにベッドから起きられない事は嘆いていましたが、それでも十分すぎるくらいの元気さでした。
思えば大学に入学するまで、基本的に大叔母と一緒に住んでいました。両親は自営業のために時間帯がずれるので、割と近くに住んでいたにも関わらず大叔母とともに別のアパートに・・・という感じです。
今日お見舞いで話をしているうちに、そんなことを思い出しました。そこで施設を出てから上の娘に、「お父さんが通っていた保育園に行ってみようか」と提案 してみたのです。そうしたら娘も喜んでOKの返事。・・・こうやって、私が昔住んでいた場所へ、ちょっとしたドライブに行ったのですね。
すでに私が住んでいた家は、ただの駐車場になっています。その場所から進み、保育園に毎日通っていた道に沿って保育園に進んでいきます。途中、「この道を通って、お父さんは保育園に行っていたんだよ」と教えると、多少は興味が有るのか「ふうん」という返事が。
そして程なくして保育園に到着。と言っても今日は休日なので、誰か居るわけでもありません。そこで外から建物を見る程度しかしていません。また仮に職員の方がいたとしても、30年以上も前の卒園生が来たと言ってもきょとんとされるだけでしょうからね。
ただ娘としては、興味深いものだったようです。後ろに車が来ていたので、ほんの僅かの時間しか見ることが出来なかったのですが、それでも上の娘にとって”保育園”というもの自体が、親近感の湧くもののようですからね。
・・・思えばまだ一年前は、保育園に通っていたのですから、当然のことでしょうね。
どれほど強く感じてくれたかは分かりませんが、私のことを”お父さん”という姿しか見ていない娘にとって、保育園に通っていた私のことを想像するのは、少し不思議な感覚だったことでしょう。
しかし今、娘が経験している時間を、お父さんである私も経験したということを知ってほしいと思います。私が経験したことを少しでも感じてもらって、人生の 先輩として私の事を見てくれればありがたいことです。そうすることで、これから経験するであろう進学などの人生の岐路で、お父さんからの言葉を真剣に聞い てくれるようになるでしょうからね。
これから先、大きな選択の時に「お父さんが・・・」と私が切り出すとしましょう。そうした時に「なるほどな」と思ってくれるのか、それとも「めんどくさいなあ」と思われてしまうのか。これは楽しみでもあり、またとても怖いことでもありますね。
ただ少しでも前者になってくれるように、私は私の考える方法で娘との時間を過ごしていきたいと思います。大叔母と一緒に過ごしたのが私の人生であり、私の子供として生まれてきたのが娘の人生ですから。
公式HP → 自分の力で変化する