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今日、注文していた”教科傍用問題集”が塾に届きました。以前はこのような問題集も書店で売っていたような気もするのですが、なかなか買えなくなったのが現実なんですよね。
さてご存じない方もいると思うので、少し内容に触れておきます。教科傍用問題集とは、学校で教科書の内容を勉強する時に、その教科書のレベルから大きく外 れず、教科書の内容を把握するため問題を集めたものです。そこで基本的な問題が多く、基礎学力を身につけるにはもってこいなのですね。
ところが教科書の内容を理解するためのものですから、時には宿題に使われることもあるでしょう。また中間や期末の試験として問題が使われることもあるで しょう。その時に生徒が詳しい解説を持っていては、学習効果が落ちてしまうかもしれない・・・このような事から、「学校で使う教材」と「市販の教材」とを 分けているのですね。
さて以前は教科傍用の問題集は、本当に教科書のレベルの問題を集めたものでした。ところが最近のものは、基礎から入試問題まで幅広く収録してあるのです。
この事を初めて意識したのが、高校1年生の生徒が化学の質問をしてきたときでした。まだそれほど化学の勉強は進んでいないはずだったのに、やたらとレベルの高い問題を質問してきたのです。そこで問題集に記載されている出典を見てみると、慶応大学の入試問題だったのですね。
そこで「ほう!」となったのです。このような問題集であれば、ほとんどの生徒に向けて必要になる”基礎問題”を扱いながら、スムーズに応用まで出来るので はないか、と。そこで書店でその本を探してみたのですが、その本自体は無く、姉妹シリーズのような位置づけのものがあるだけだったのです。
書店で見つけた本も購入したのですが、扱っている範囲が「○○基礎」のものだけ。そこでやはり、生徒の持っていた教科傍用の方がいいのに・・・と思っていたのです。
それからずいぶんと時間が経ち、今度は高校3年生の生徒が物理の質問をしてきました。こちらはそれほど難しい質問では無かったのですが、その本自体に少し 興味深いところがあったのです。ほとんどのページに1行程度で書かれている”ミニコラム”のようなものがあったのです。これにとても興味深いものがあった のです。・・・つい生徒に「ちょっと本のほうを見せて」とお願いしたくらいですからね。
ここまで条件が揃うと、購入しない理由がありません。そこでいろいろと動いてみたのですね。
私が受験生の頃、センター試験の化学は満点を狙っていました。実際はケアレスミスがあったので満点ではありませんでしたが、得点率では専門として勉強した 数学よりも高かったくらいです。その化学の勉強は、ただひたすら”ある問題集”を解いていったものだったのです。詳細はまた公式ブログで書こうと思います が、私は今の教科傍用問題集に、それと同じような可能性を感じるのですね。
おそらくほとんどの人にとっては、教科傍用問題集は「学校でやらされているもの」という認識では無いかと思います。そう考えてしまうと、この問題集の内容 が半分も生かされないのです。その可能性を引き出してあげられれば、塾以外の勉強もより効果が上がるはずですからね。そういう指導も意識しているのです。
ということでこれからの生徒への指導で、いろいろな方法を試してみたいと思います。そうやって多くの生徒に役立つ指導を作っていきたいですね。
公式HP → 教科傍用問題集を購入しました