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今日、とある受験生が模擬試験の結果を持ってきてくれました。その結果は惨憺たるものでした。本来得意であった数学が全く解けず、ここのところずっと力を入れてきた理科系(物理・化学)も希望に全く足らず。そしてなぜか、国語は高校内で一桁の好成績(笑)
私にはその受験生が痛々しくてたまりませんでした。客観的に見たら「そこまで頑張らなくてもいいじゃない」と感じてもおかしくないくらい頑張っているから です。「凹んでない?」と聞いたら「大丈夫・・・」と言っていましたが、その言い方からして大丈夫では無いことが明らかです。
ではこのような状況で、何をアドバイスするべきでしょう。
「大丈夫、次があるよ」・・・これは全くのNG。この時期、残りの時間が少ないことは、本人が一番知っています。なのにこんな言葉をかけてしまうと、「この先生は何も私の事を考えていないのだなあ」と一発で見ぬかれてしまいます。
生徒の目線で考えると、このような状況は焦ります。本番までそれほど時間が無いのに、結果が追いつかないのですからね。ならば”追いつくこと”を前面に出すと、本人の”不安”と真正面からぶつかってしまうのです。
私が言ったのは、「もしも本番でこの点数が出てしまったらどうするか」と言うもの。これが正解かどうかは私でも分かりませんが、少なくとも「次の模試で は、前回(マーク)から100点上げたい」という前向きな気持ちが出てきました。勉強においては、この気持ちが何よりのアドバンテージとなります。
受験は本当に厳しい。厳しいからこそ、生徒たちには出来るだけ”彼ら(彼女ら)にプラスになる”アドバイスをしてあげたいと思っています。先日も書きましたが、誰かがこのような”キツい”お仕事をしないと、生徒たちも困ってしまうでしょうからね。
あとセンターまで2ヶ月程度となりました。この生徒だけでなく受験生はたくさんいますから、その全ての生徒が希望の進路に進めるよう、私も全力で頑張りたいと思っています。
公式HP → 明日の受験生