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今日、とある出来事がありました。結果として何事も無かったので、私の取り越し苦労とも言えるものなのですが、過去に失敗を経験した身として肝が冷えた思いをしたので、ここに書いておこうと思います。
事の始まりは先週。塾に来ている受験生が「センター試験の地歴公民科目を1科目に絞った」という事を伝えてくれました。その生徒の進路希望が文系でもやや特殊な部類に入るものなので、そういう選択肢もあるのだろうと理解していたのです。
先日、螢雪時代の11月臨時増刊号が届きました。こちらを見れば、全ての大学の受験科目や日程などが、すぐに調べられます。そこで何となく、その生徒の希望大学の受験科目がどうなっているのか確認したのです。
そうしたら本命の大学は受験可能であるものの、チャレンジ校として考えていた上位の大学は科目が不足しているのです。
先日の生徒が言っていたのは、単にそういう希望を持っているだけでなく、大学入試センターに提出する変更申請を学校に提出したとの事だったのです。だからもし、本人が受けられないことを知らなかったら、取り返しがつかない変更だと言えるでしょうね。
大学入試センターへの変更申請は11月4日が締め切り。もしも手違いとして訂正をするとしても、締め切りまで連休となっているので、実質今日しか行動を準 備する時間はありません。そこですぐにご家庭に電話をして、学校から帰宅をしたらすぐに塾に連絡をしてもらうように伝えていたのですね。
そうこうしながら、本人に確認をしてみました。そうしたらきちんと受験できない事は把握しており、本命の受験校に絞り、受験において”成績上位”に入るように勉強をすることにしたとのことだったのです。だから結局は、何事も無かったのですね。
・・・ただ、この時期の科目変更はかなりのリスクを伴います。併せて今度の大学入試は、初めての”新課程”入試となります。理科科目を中心に受験科目が複雑になっている中なので、うかつな変更はとても危険なのです。
文系にとって地歴公民を1科目に絞ることは、受験の選択肢をかなり狭めてしまうことになります。このような事を考えて、自分が科目を決めたわけではないにもかかわらず、怖い思いをしてしまったのですね。
こんな事を書いても仕方ありませんが、私だったら科目を減らす事はさせないでしょうね。それが受験する生徒の負担になったとしても、受験が出来ないというリスクに比べたら小さいものですから。
ということで、何事も無くて本当に良かったです。
公式HP → うちの自習室の環境