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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 昨日の電話の内容を
以前もこちらで書いたように、最近はマンション経営の勧誘の電話がよくかかってきます。他の営業と異なり厄介なのが、この電話が突然”プライベートの携帯 電話”にかかってくるのです。切った後に少し調べてみると、やはり同じ番号で電話を受けた人が全国にたくさん。本当に気分が悪くなってしまいます。
昨日もかかってきました。しかし昨日は、私の方に時間的にも気分的にも少し余裕があったので、少しお話をすることにしたのです。こちらも下準備をしている状態なので、実際にどのようなやりとりになるのか興味がありましたからね。
そこで今日は、その電話の内容をかいつまんでご紹介。ただし注意して欲しいのは、こちらに書いていく内容は「絶対に安全な対処方法」というものではありま せん。基本的には話を聞かずに、また端的に断りを入れてすぐに切るのが最善です。断る自信が無いのであれば、絶対に真似をしないようにして下さい。
さて着信があったのが、大体19:30くらいでした。着信の電話番号が”06”で始まるので「あれ?心当たりが無いなあ」なんて思いながら取ったのです。
営業(以下”営”)「私、○○の××に勤めている者でして・・・」
案の上と言った感じでした。まずは向こうが”マンションの立地”、”節税対策としてのマンション経営”、”年金や貯蓄の替わりにマンションを経営する”な どの、お決まりのお話を捲し立ててきます。そのお話を聞きながら、話が出来そうな相手であること、あまり知識が無さそうな相手であることなどを感じ取り、 お話をする腹を括りました。
営「・・・渡辺さんは普段納めている税金を、高いと感じたことはありませんか?」
ようやく話がこちらに振られました。そこで、
私「私は天引きをされているような立場では無いですから。」
営「では渡辺さんは、社長さんなんですか。」
私「いや、そういうのじゃ無いんですが・・・それよりも、この電話番号はどうやって入手したんですか?」
もうすでに、このような切り返しは対策をしているようで・・・。
営「それは名簿屋さんです。」
私「ならばこの番号を削除する手続きを取るので、どこの何という相手なのか教えてください。」
営「名簿屋さんはインターネットで”携帯”、”名簿屋”で検索をしたら出てきます。」
私「いやそうでは無く、この番号についての削除を行うので、具体的な相手を教えて下さい。」
ここの部分は相手が要領を得ず、なかなか話が進みませんでした。結果として主張してきたことが、
営「削除に関しては私が依頼があったと伝えますので、私から名簿屋を教えることは出来ません。これは企業間の約束ですから。」
別にこの営業でここの顧客になるつもりはありませんが、それでも”お客さんになるかもしれない相手”よりも”名簿屋さんとの約束の方が大事”という主張に、思わず失笑が。
私「それはおかしいでしょう。この電話番号の権利は私が持っているんです。あなたに何の権限があって、それを削除する事が出来るんですか。そもそもあなた に言ったところで削除出来る保証は無い。だったらあなたに迷惑をかけないように私が直接手続きを取ると言っているのです。」
このあたりから、相手側も反論することが出来なくなってきました。厳密に言うと”電話番号の権利”という表現は曖昧さが残っています。一応その部分を埋めるべく、この番号は個人情報であり、この取扱いは法に触れることになると付け加えています。
さてそうすると、相手の方もだんだん逃げ腰に。
営「そろそろ電話を切らせてもらってもいいでしょうか」
私「ダメです。この電話はあなたからかけてきたんでしょう、ならば切らないで下さい。それにこの電話を切ったところで、この電話番号が名簿に残っている以上、このように時間が取られることは私も困るので、きちんと教えて下さい。」
営「しかし渡辺さんは私の話を聞く気が無いのでしょう?」
私「何を勝手な事を言っているんですか。私の質問に答えるのはあなたでしょう。あなたの話を聞きたいに決まっているじゃないですか。」
営「けれど名簿の事ばかりで、話を聞いてくれないじゃないですか。」
私「それはあなたが答えないからです。あなたが答えてくれたなら、もしかしたら話しを聞くかもしれませんよ。」
営「いえ結構です。」
・・・このあたりになると、いつ電話を切られるのかヒヤヒヤしていました。これだけやりとりをしていても切らないのですから、相手も人がいいのか何なのか(笑)
さてこのあたりから、以前インターネットで見たとある動画の事を試してみようと思いました。
私「こうやって長々と時間をかけても悪いので、こちらからかけ直します。そこであなたの携帯電話の番号を教えて下さい。」
営「私のですか?」
私「そうです。この着信の番号は会社のものでしょう。それでは仕事に差し支えるでしょうから、携帯電話にしようと言っているのです。嫌なんですか?」
営「ええ、嫌です。」
私「だったら私の気持ちも分かるでしょう。休みの日にこうやって携帯電話にかかってきているんですから。」
大体ここまでのやりとりでおおよそ20分。これくらいが限界だったようです。
営「分かりました。もう切りたいと思います。いいですか?」
私「ダメです。あなたは何も答えていませんから。」
営「すみません。お時間を取らせてしまったことは申し訳ないと思います。だからもう切らせて下さい、お願いします。」
ということで、ここで電話は終わりになったのです。いやはやこうやって文字に起こしてみると、なかなか壮観ですね。最初にも書きましたが、今後この対応で 万事解決ということにはなりません。私が事前に対策を考えていたことと、今回は運が良かったのでこれで済んだだけだと思っています。そこで重ねて、安易に 「受けて立とう」なんて思わないようにしてくださいね。
兎にも角にも、このような電話は非常に迷惑なもの。実質の被害は無いとは言え、どうにも気分を害してしまうのは如何ともし難いものです。このような”手当たり次第”的な営業は、もっと実のある対策が出来ないものでしょうかね。
・・・ただ、電話をかけ続けるハートの強さは凄いと思います(笑)
公式HP → とある指数法則を元にしたお話