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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 物理の電気分野を理解するために
仕事の面から見ても、こうやってブログを更新している面から見ても、他の塾や予備校さんのブログというものは気になるものです。すべてを見ることは難しいですが、ブログのポータルサイトなどでタイトルくらいは確認するようにしています。
さてこのようなブログのタイトルを見ていくと、どうも「物理においては、力学に対するアドバイス」が集中しているように見えてしまいます。言い換えれば、波動や電気などの分野についてのアドバイスが少ないのですね。
自分が高校時代に物理が苦手だったこと、また予備校時代から物理を教え続けてきたことを踏まえると、もしかしたら「力学以外の分野は、アドバイス出来るほど理解している人は少ないのでは」なんて勘ぐってしまいます。
もちろん力学が物理で重要な位置を占めることは重々承知しています。しかし「力学はかろうじて出来るけれども、それ以降がチンプンカンプン」という生徒が多く存在している中、他の分野に触れていないのはどうも解せないのですね。
前置きが長くなってしまいましたが、今回はふと思い立って「高校物理の電気分野」についてのアドバイスを。
この分野を理解していくためには、「+1cの電荷」がどういう挙動をするのかを考えることです。その際”力学で勉強したこと”をどんどん当てはめていきましょう。どのような力を受けるのか、どのようなエネルギーを持っているのか、などですね。
こういう物理的な発想と、電気分野で導入される新たな物理量とを比較していけば、数多く出てくる公式はすぐに理解出来ます。
また交流電源回路が苦手という人もいるでしょうが、それは形にごまかされていることが大半。ほとんどが直流電源のものと同様に計算出来ます。言葉やsin、cosにだまされないように心がけましょうね。
ポイントはこれだけだと思っています。他にも細かいチェックポイントはありますが、それは授業などで扱えばいいだけのこと。ただ多くの人に知ってもらいたい内容としては、以上のもので十分だと思います。
なお、電気分野は他の分野以上に「高校の教科書よりも、2次試験の問題を重視」する方が理解が早まると思います。2次試験の問題の方が、関係式の導出や物理的な考察などをストレートに扱っていますからね。
ということで、ぜひ参考にされてください。物理は極端に”難しい科目”という印象を持たれやすい科目ですが、理解をしていけばその見返りは非常に大きい。おそらく他のどの科目よりも”満点”を狙いやすいものだと思いますので、ぜひ頑張ってみてくださいね。
公式HP → 公式を暗記する時の狙い