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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 今年度の全国○○入試問題正解
今日の夕方、以前から依頼をしていた教材関係の業者の方から連絡があり、全国高校入試問題正解および全国大学入試問題正解が近日中に、塾に届くそうです。 正直、センター試験対策の問題集を購入している時期と重なっているため、出費はかなり痛いのですが、それでも必要なものなので楽しみにしていたいと思いま す。
さて塾として、このような問題集をどのように使うのか分かりますか?普通であれば問題集と言えば「生徒に解かせる」というものでしょう。しかし高校入試で あれば、都道府県ごとの入試傾向が異なるため、そのまま使うことは難しいものです。また大学入試であれば、全国の大学の入試問題を解いていくのは負担が大 きすぎます。
では演習価値の高い問題のみをピックアップして解かせるようにするのか。・・・正直これも効率が悪い。それくらいならもっとコンパクトな問題集から選定し た方が、塾としても効率がいいのです。そして効率が良い方法であれば、それだけスムーズに生徒に解かせることが出来る。ならばさらに効果が高くなるわけで す。
つまり問題集と言っても、本当に問題を集めただけなのです。解かせるための演習書ではありません。そこで全員に解かせるような事はしないのです。
ポイントは「各都道府県がどのような高校入試問題を出題しているのか」、また「この大学はどのような出題の傾向が読み取れるのか」を調べるためのものなのです。このような使い方をしている塾は(これは学校や予備校も含みます)極めて少ない。
教科書で扱われているような問題を、そのまま応用させるような出題をするかもしれない。また見たこともないような問題に対して、どのようにアプローチをするのかを聞いてくるかもしれない。このような事が本当の「傾向と対策」が必要になる部分なのです。
高校入試であれ大学入試であれ、それぞれの年度で多少の難易度の違いはあっても、基本的にこのような”出題のねらい”のような部分はそれほど変わりません。ならば過去の問題を参考にして、勉強の方針を検討するための情報を”調べ”ないといけないのです。
だから問題集が”進路指導の資料”になるのです。非常に大切な使い方なんですよ!
まあ少しは、私の”ミーハーな気質”ということも無いわけではありません。やはり毎年「最も難しいと思われる問題」を探してみたり、また「有名高校・有名大学の入試問題」を見てみたり・・・なんて感じでペラペラと見ていくこともありますからね。
結局こうやって、常に受験の事を頭に置いているのです。真面目に受験と向き合っていきたいので、このような部分は手を抜きたくないのですね。
ということで、これからもより良い指導が出来るように、塾の環境を整えていきたいと思います。またこのような書籍がフル稼働するように、いろんな生徒が活用してくれれば嬉しく思います。
公式HP → 理科の基礎科目について