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以前も似たようなことを書いたような気がしますが、今日の授業中にも感じたことを一つ。
勉強が苦手な生徒ほど「手が止まっている時間が長い」という傾向があります。これは単にぼーっとしているわけではなく、問題を解かせていても手を止めて考えているのです。
勉強をよく出来る生徒は、考えるときにも手を動かします。計算をしたり図を描いてみたり、やれることをどんどんやってみるのです。そうやって手を動かしているから、問題を解くことに対して前進するのですね。
はっきり言って、手を止めて考えるメリットなど全くありません。これが私のような立場であれば、板書の一部と勘違いさせてしまうので、ある程度頭で処理し ないといけない場面はあります。しかし生徒の立場では、どんな簡単な計算でも”手で書いた”方が確実ですし、間違いが少なくなる分この方が時間の節約にも なります。
また「解き方が分からない」という時でも、”分からない状態”でじっとしていたら分からないままです。手を動かし、分かるためのきっかけを掴む必要がある・・・だから分からなくても手を動かし続けないといけないのです。
勉強が苦手な生徒は、勉強が得意な生徒が問題を”スラスラ”と解いているように見えるものです。しかし得意な生徒は、必ずしも頭の中だけでスラスラと解い ているわけではありません。マメに手を動かし、手間をかけていても、全体の時間を短くまとめることが出来るのです。そのためにスラスラと解いているように 見えるだけなのです。
勉強をより出来るようにするには、手を動かすことを意識しましょう。手が止まったら思考も止まってしまう・・・くらいの認識でいいと思います。これをやって、初めて勉強が一歩深まるのです。
まだまだうちの塾でも、マメに手を動かすと感じられる生徒は少ないものです。このような基本的な勉強の姿勢を作っていって、一人でも多く、効果的な勉強が出来るようにしたいものですね。
公式HP → 試験の結果を”一歩踏み込んで”考える