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昨日珍しく、自宅にある新聞の記事の見出しが目に入りました。記事の内容を見たのですが、過去の生徒の事を考えると、なんとも難しい問題なのだなあ、なんて考えさせられることでした。
そちらの記事が以下のものです。
福岡労働局が高卒就職者で開示要求 雇用側懸念で (Yahooニュースより)
私は率直に言って、こちらの記事を書いた記者の方が、非常に敏感になっているように感じてなりません。病気に対して、入社段階で有利不利がおきてはいけませんが、それに対する指導の場所は、果たして労働局の方でいいのか、と思ってしまいます。
問題は病気の有無では無く、発症した時にどうやって対応するべきなのか・・・言い換えたら、どうサポートするべきなのか、ということだと思うのです。なら ば雇用側の偏見は取り除くべき、しかしもしもの時のために今の状態や緊急の対策を共有することは、必要なことに感じてなりません。
この部分を伏せておくと、余計に偏見を生む土壌が出来てしまうと思うのですね。
ただ恐らく、この件に関しては私のような考えの方が少数派なのだろうと思います。実際に病気を抱えている方や、そのことを支えている方は、私が想像もつかないような苦労をされていることでしょうからね。
実はこの記事、紙面ではこの病気に関して丁寧な解説が為されています。その中で「決して障害なのではない。他の病気と同じこと」としっかり書かれています。そうなんです、このような事が”本論”に来ないといけないのです。
両方の文章を総合すると、どうしても書き手側の意志として「これは開示を絶対化するもので、そのような事があってはならない」というものがビンビン伝わってきます。ただ私は、その矛先を”問題点”にしっかりと向けて欲しいと思いますね。
障害を持つ妹がいるからこそ、本当に本人のためになるサポートが為されるようになることを、切に願っています。
公式HP → 安易な道にするのは周りの力