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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 「やれば出来る」では無く「やらないから出来ない」
前職の頃から、保護者の方に頻繁に言ってきた言葉を。
保護者の方の中で「この子はやれば出来るんですけどね・・・」と仰っしゃる方がいます。言いたいことは分かるのですが、そう思っているうちはなかなか生徒は変わりません。
少し考えれば分かりますが、この言葉は”やらないこと”を前提にして、原因を他に求めています。そうではなく”やらないこと”自体が原因なのです。まずは、出来るかも・・・という期待(希望?)を置いて、「やらないこと」を認めないといけません。
そうして初めて、本当に手を入れないといけない部分が分かるのです。
生徒が勉強をしないのに「勉強しなさい」と言っても、本人は反発するばかり。これでは状況が変わらないだけでなく、お互いの関係もどんどん悪化してしまいます。
なぜ勉強しないといけないのか。勉強以外にやっていることは、勉強と天秤にかけることが出来るものなのか。このような事を本人が認識し、ある意味”覚悟”を決めないと勉強をするようにはなりません。
この認識があれば、後は「勉強をやってみよう」というきっかけだけで大きく変わります。私がよく書く”楽しさ・面白さ”を受け入れることが出来るのですね。
もしかしたら上のような理解をさせることは、非常に手間かもしれません。しかしその手間を惜しんでいるから、状況が変わらないまま時間が過ぎてしまうのです。保護者が手を抜いているようでは、生徒から簡単に見抜かれてしまいますからね。
逆に言うと、そこがポイントなのです。ポイントが分かれば対策も取れます。漠然と本人に「やってくれないかなあ」と期待するよりも、少しでも前進する方法を考えたほうが生産的ですからね。
保護者としては少しでも子供に期待をしたい気持ちは分かります。しかしまずは「やらないこと」自体を認め、問題とすることがスタートなのです。ここを認識しておきましょうね。
公式HP → プロフェッショナルの言葉