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先日、ある高2生から質問を受け、進研マーク模試の内容を見ることがありました。そこで注目したい内容があったのでそのことを。
以前から”新課程”による問題の変更点などを書いてきましたが、私にもまだ変更後の完全な形は分かりません。恐らくそれは、全ての高校や塾、予備校でも同 じことだと思います。この状況において、「大手の模擬試験がどのような問題を作成するのか」というものは、かなり注目すべき内容かと思っています。
そこで生徒の受けた問題を見てみると、数学IAの最後の第6問が「平面幾何」からの出題になっていたのです。
平面幾何と言えば、今までは三角比と絡めて出題されていました。しかしこの模擬試験では、”三角比を中心とした幾何問題”と”図形の定理を中心とした幾何問題”が別に出題されていたのです。
そしてこの第6問を見てみると、考え方自体は高校入試で扱う図形問題と同様のもの。要は高校入試の問題に、いくつかの”プラスα”をすればいいような構成になっているのです。・・・まあ、これは事前に予想していたものと一致していると言えなくも無いのですが。
だとすると、この問題の対策には高校入試の問題が使えます。実際に、最近難易度が上がっている「福岡県公立高校の入試問題における図形問題」と比較すると、入試問題のほうが考え方が高度では無いかと感じるくらいですから。
この点においては、うちを含めた「高校入試も指導している塾」の方が、扱っている問題が高校よりも多いのでは無いかと感じるのです。今までの入試でもこの ような内容を扱っているので、高校にもある程度の問題のストックがあると思いますが、高校受験の問題を全国レベルで準備している塾に比べたら、やや数は少 なくなるのでは無いかと感じるのです。
もちろん、高校入試と大学入試は別物。だからそのままで対策に用いることは出来ないと思いますが、ある程度の「基礎固め」+「図形問題の応用力養成」には使うことができるはずですから。
ということで、これからは大学入試対策にも高校入試を積極的に使うことができるのでは無いかと感じたのです。これもまだ”予想”の範疇を超えないものではありますが、一つの方向性として見過ごすことは出来ないと感じますので。
いろいろなものを有効活用して、今後の受験指導を幅広く行っていきたいと思います。
公式HP → 今年からの高校入試情報の扱い