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TOP > わたなべ学習塾 日記 > こんなに変わるものなのですね
最近、夕食のために帰宅してみると、毎日上の娘が携帯ゲームで遊んでいます。娘は喜んで私に「どれだけ進んだのか」を見せてくれるのですが、親の立場から そのような光景を見ていると「ゲームばかりやって・・・」とか「目が悪くなるのでは無いか・・・」とか考えている自分に気が付きます。
正直、自分が子供の頃は「せっかく家に帰ってきたのだから、少しくらい遊びたい」と思っていたんですけどね。こんなに意識が変わるものとは思いませんでした。
改めて娘の一日の流れを考えてみると、朝はすぐに保育園に行き、夕方に帰ってきます。私と一緒の夕食を終えると、それからバタバタと寝る準備に入ります。 今は少しでも遊ぶ時間を作るため、保育園から帰宅したらすぐにお風呂に入り、夕食の前後で少しずつ遊んでいる状況なのですね。
それに気づいたら、娘に「少しゲームをやり過ぎじゃないの」なんて考えていた自分が、”うるさい親”になりかけていることを感じたのです。
普段からブログでも、人生は勉強だけではない・・・なんて書いているのに、いざ自分の子供になると、それくらい変わってしまうものなんですね。
自分が子供の頃、どっぷりとゲームばかりやっていたことがあるので、ゲーム自体にそこまで悪い印象を持っているわけではありません。またやっているゲームも、言わば「おままごと」の延長であるようなものをやっています。
だからゲーム自体をとやかく言うつもりは全然無いのです。ただ私から見ていたら「顔を合わせる時にはいつもゲームをしている」という印象がついてしまっていたのですね。
そのことに気づいたら、世の中で良く「ゲームばかりやっている」と嘆いている親御さんが多いことも納得いきます。また自分が子供の頃に感じていた「少しく らい遊んだだけなのに、なぜそこまで怒られるのか」(とは言っても、比較的たくさん遊んでいたと思いますけどね)ということも納得がいったのです。
親としては、顔を合わせた時が、その子の全てのように感じてしまいます。けれども子供にとっては、ゲーム以外の事もたくさんやっている。ただ「そのことを見ることが出来ない」ことで、感じ方に齟齬が生まれてしまうのですね。
身近なことなのに、何だか「深いなあ」なんて感じてしまいました。
塾をやっているので、生徒にはしっかりと勉強をして欲しいとは思います。しかしそれ以外の”遊び”の部分も必ず必要。問題はその”バランス”なのです。こ れをしっかりと見極めないと、ついつい子供と感覚のズレが出てしまうでしょうね。我が子を思いながら、少し反省してしまいました。
このようなことを気づくことができる感性は、いつまでも持っていたいものです。そうでないと、いつか「生徒と自分との思いが食い違ってしまう」ということ に繋がってしまいます。そうならないように、自分の子供への愛情を確かめながら、今後の行動や考えをチェックしていきたいと思います。
公式HP → 自己を表現する”勉強”