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最近うちの娘が、私の持っているタブレットに入れてあるゲームで遊ぶことにはまっています。以前からそのようなゲームには興味を持っているようでしたが、なにぶん6歳というこの時期なので、「自分の力で出来ない」というものは、すぐに興味を失ってしまうものでした。
ところが先日、家内のiphoneに入っていた、いわゆる”脱出ゲーム”をやったら非常に面白かったようで、どんどんとこのようなゲームをやりたがっているのですね。
このようなゲームは、少ないヒントを組み合わせて、正解をコツコツと探していかないといけない、大人でも難しい思考型ゲームです。それをあれこれと考えながらやっているのですね。
さすがに英語や数学を利用したり、人口の多い順番に国旗を並べる・・・なんてものは娘にも手が出せません。しかしこちらが答えを示してあげると、すぐにそれを覚えて次には自分でスイスイと答えてしまいます。
私にも覚えがあるのですが、このようなゲームを子供の頃は「毎回最初からやっていく」のですね。今、娘がやっているゲームが、全部で60ステージあるのです。これを必ず、最初のステージからやっていくのです。
そうすると複雑な答えであっても、何度もやっていくうちに覚えてしまいます。横から見ていたら「よく飽きないなあ」なんて思いますが、考えてみたら自分も同じようなことをやっていましたからね。
私の世代は、ちょうど小学生の時にファミリーコンピューターがブームとなりました。子供のお小遣いではなかなかカセットが買えないので、一つのゲームを何度も何度も飽きずにやっていました。
当時のゲームを振り返ると、「なぜ当時の自分が出来ていたのか分からないくらい難しい」ものが多くあります。けれども小学生だった自分は、スイスイとやっ てのけたのですからね。ファミリーコンピューター版の魔界村を全2週クリアなんて、今では絶対に出来ないと言ってもいいでしょうね(笑)
ただ勉強においては、このゲームが少しばかり役に立ったと思っています。今でも指導をするときに「丸暗記では無く思考を大切にすること」というのは、小さい頃に培ったものが影響していると思いますからね。
またゲームの世界では”試行錯誤”が出来ます。思考における試行錯誤(ダジャレではありませんよ)の習慣が出来たのは、ゲームと将棋の影響が強いでしょうね。それが結果として、数学や理系分野などの考え方に役立っていると感じるのです。
さすがに勉強のためにゲームを推奨するつもりはありません。ただゲームをしている娘を見ていて、「これが将来の勉強につながってくれたら、親としては嬉しいなあ」なんて漠然と思ったのです。
娘には勉強を押し付けるつもりはありません。けれども生きている限り”思考”は続けてほしいと思います。娘の人生にとって必要な思考は。勉強だけとは限りませんからね。
いつまでこのブームが続くか分かりませんが、親として見守っていきたいと感じています。
公式HP → センター試験化学を解いてみて