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単純に言って、「本を読まない子」は成績が伸びません。非常にシンプルなことですが、意外とその効果について真剣に考えられていないものです。
保護者の方の中でも「うちの子は本を読まないから・・・」と漏らしていることがあります。しかし”本を読む”ことをしない子供をそのままにしていても、読むようになるはずがありません。もしも本を読む習慣がある子供であれば、自然と読んでいくことでしょう。
では「本をたくさん読みなさい」と言っていればいいのか。これはいけませんよね。基本的に本を読み慣れていない人にとっては、本を読むのは”面倒なこと”です。そこでまずは「本を読むことに慣れる」ことから意識しないといけません。
そのためには、本を読む”楽しさ”を教えてあげることです。また本を読む楽しさを”経験”させてあげることです。この工夫をしないまま「本を読まない」と嘆いていても、全く状況は変わりません。
と、偉そうに書いていますが、私自身もどちらかと言うと本を読むのは苦手じゃないかと思います。読みたい本はたくさんあるものの、どうしても時間がかかっ てしまうため、先まで読むのが億劫になってしまいます。そのため今でも”積んでいる”状態の本が何冊かある状態なんですからね。
けれども一時期、非常に本を読んでいた時期がありました。それが大学3年生からフリーター時代にかけて。この時期は自分でもびっくりするくらい本を読んでいました。
読んでいたものはその大半がミステリー。とにかく横溝正史が大好きで、普通の書店で売っているようなものは全て読んだものです。それでも他の作品が気になるので、どこかに外出をするたびに古本屋さんを回って、まだ読んでいない作品が残っていないか探していたものです。
他にはやや古いものが江戸川乱歩。最近の作家さんでは、綾辻行人、我孫子武丸、森博嗣、小林泰三、貴志祐介などを好んで読んでいましたね。
このような本を読んでいる時は本当に楽しかった。楽しいと思っていたから、次々と読むことが出来たのですね。
ミステリーを読んでも、それが成績に直結するわけではありません。しかし活字を読み、その内容を頭に刻み込んでいくことに慣れていないと、いざ何かを「読まないといけない」という状況になると困ってしまうのです。
このような訓練において、その文章のジャンルはほとんど関係ありません。
もしも「本を読ませたい」と思っているのであれば、そのきっかけを与えることです。きっかけだけで本当に読むようになるかどうかは分かりませんが、少なく とも何もきっかけが無いのに読むようになるはずがありません。だとしたら、子供と一緒に本を読むことを体験してみることをお薦めします。
ちなみに、本をよく読んでいる生徒の親御さんは、やはり本をよく読んでいる方が多かったことも事実です。子供には「本を読みなさい」なんて言いながら、自 分は読まないのであれば、その楽しさは伝えられませんからね。そのためには保護者の方もぜひ、本を読まれることをお薦めします。
もしかしたら保護者の方も読書によって、世界が広がるかも知れませんからね!
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