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昨日の土曜日、夕方から受験生への進路面談を行いました。こちらに内容を書くわけにはいきませんが、知っていただきたいこともあるので、おおまかな部分のみ書いていきたいと思います。
高校受験に比べ、大学受験は心配になったり不安に思うことが格段に増えます。もちろんそれは、高校受験を軽んじているわけではなく、大学受験の本質とはそういうものだからです。
その不安な思いを持ちつつも、第一希望を維持し続けるのは非常に大変なものです。私はこの時期の進路面談においては、この点に最も意識を集中させています。
不安が大きければ、勉強に集中出来なくなる。しかし勉強が集中出来ないと、より不安が増してしまう。・・・このような負のサイクルから抜け出すには、このサイクルの中のどこかに傷を入れないといけません。
それが「勉強に集中できるようにする」のか。
それが「不安を出来る限り解消してあげる」のか。
もしかしたらそれ以外の方法があるのか。
これはその生徒ごとに方法も考えることも変わります。そこで面談の時には、最低限の成績資料はコピーしておき、すぐにほとんどの事をその場で調べられるように、資料の準備をしておくようにするのです。
上のような思いがあるので、受験生に対して「分からないところがあれば、その場で解消する」、「不安に思うことがあれば、その場で何かトピックで元気に なってもらう」など、面談中に少しでも問題を解決するようにしています。また解決出来ないものに関しては、解決の道筋はしっかりと立てるようにしているの です。
そうやって面談を通じ、「顔を合わせて話をして良かった」と思ってもらえることを意識しています。そうでないと、わざわざ高校で受けた模試の結果を塾に持ってくることも無いでしょうし、また問題解決のきっかけを塾に求めることも無いと思います。
とかく進路面談において、「模擬試験の結果がこうなっている、だから受験校はここでいいのか?」という確認だけする、ということをよく耳にします。これで は何の問題解決にもなっていませんし、受験生の不安解消どころか、「この成績だったら”第一希望を変えろ”と言われそう」と感じ、進路面談自体が非常に嫌 なものになってしまいます。
逆に私は、進路面談が割と好きな方です。今回の進路面談でも、週明けに大学に質問をすることが幾つかありますから。そのように自分の手間をかけてでも、生徒、受験生の負担を出来る限り減らしてあげたいですからね。
ずっと受験を見ていると、毎年、そして全員がいい結果になるとは限りません。しかし私は、全員が希望の進路に進むことが出来るように考えています。またそのことを信じるようにしています。
厳しい状況であれば、受験生自身ですら希望を失ってしまいます。だから側にいる私が信じていなかったら、希望を取り戻すきっかけが無くなってしまいますからね。
ということで、最後の最後まで諦めること無く、前を向いて進んでいきたいと思います。
公式HP → 試作問題の数学IIBについて