わたなべ学習塾 | 日記 | 人生にとってプラスになってくれればいい

うちに来ているある高校生が、今回の二学期の数学の期末試験において「９５点」を取ったということで、非常に喜んでいました。私も指導をしてきた身として、とても嬉しく感じます。

このような点数を見ていて私が思うのが、「これがこの生徒にとっていい経験になってくれればいい」ということ。つまり一回の点数を見るよりも、「このような点数を取ることが出来た」という自分の力を認めて欲しいと思うのです。

勉強が苦手な生徒は、自然と低い点数が当たり前のような感覚になってしまいます。その感覚が次の試験においても「頑張ってもこれくらいしか結果が出ない」と、早々に諦めてしまう原因になってしまうのです。

しかし一度でもこのような点数を取ることが出来たのであれば、「自分にも高得点を取ることが出来る」という自信につながります。この自信があると、より難しい分野にも手を広げる気持ちになれるのですね。

聞いたところ、その生徒は今までの定期考査で、他の科目においてもそのような点数を取ったことはなかったとのこと。だからより一層、「苦手な数学でこれだけの結果を残すことが出来た」ということを、今後の自信につなげて欲しいと思います。

そして出来れば、この自信を勉強以外のことにも広げてくれると嬉しいですね。先日の公式ブログにも書いたように「努力することで結果を生み出すことが出来る」ということを、実際に経験してくれたのですからね。

ということで、これからもその生徒の指導は続いていきます。ぜひこれからも同じような”いい経験”を積ませてあげたいものですね！

公式HP　→　数学IIIの指導について