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人のふり見て・・・というお話 (2013.11.01)

私は大学受験の問題を見ていると、「受験生にどのように指導するのか」という視点と、「どのような背景を元に作られているのか」という視点と、それぞれの視点で考えてみます。これはお仕事だからやっているということよりも、自然にそのような見方をしてしまうのです。

恐らく前者の視点は、他にも学校の先生や塾の先生など、同じような視点で問題を検討する方はたくさんいることでしょう。また後者は、よほど勉強が好きな人でないとこのような見方をしないので、そこまで多くは無いのではないかと思います。

さて大学入試の問題も、”トレンド”というものがあります。普段は入試の”傾向”などと言われていますが、それとは若干異なります。問題の形式や扱う内容 がそれほど変わっていないとしても、細かく見ると「どのような出題が重視されているのか」という細かいポイントがかなり変わることがあるのです。

そこでふと、先ほどの2つの視点を比較すると、どちらがその変化に気づきやすいのか、と考えてみました。すると(あくまで私個人の意見ではありますが)、恐らく後者の視点の方だと感じたのです。

受験指導などをしていると、問題を解くためにどこがポイントになるのかを教えたくなります。そのポイントを教えることに意識が偏ってしまうため、「そのポイントが変わってしまう」ということを意識しにくくなるのですね。

このことを考えたのは、ある受験生の話がきっかけです。まだ1年生だった頃、数学Aで図形の性質をまとめていた時、先生が「チェバ・メネラウスの定理」をかなり時間をかけて教えたので、他の内容がほとんど進まなかった、ということだったのです。

何だか非常に残念な気持ちになりました。確かに「チェバ・メネラウス」は非常に大切な定理です。しかし以前は「ほぼ毎回、ベクトルでこの定理が使える」と いう”トレンド”があったのですが、現在は大きく異なっています。ここ最近のセンター試験の問題を見ても、「チェバ・メネラウス」を使う問題は驚くほど少 なくなっています。

恐らくその先生は、ベクトルへの応用を念頭に入れているのでしょう。しかしそれで解ける問題も、せいぜい空欄の1~2ヶ所程度。そこでこの分野の指導に時間をかけることは、指導におけるコストパフォーマンスが非常に良くないと言えるのです。

ただこのような意識は、私自身が持っていないとは言い切れません。受験指導をする時には、どうしても「ここがポイント」というものを意識します。だとすると、同じようにその時の”トレンド”から外れてしまうかも知れないのです。

だから私はできる限り、冒頭に書いた2つの視点で入試問題を見ていきたいと思っています。そうでないと私自身が、目標を見誤ってしまうかもしれませんからね!

ということで今日購入した本なども用いて、新課程の問題になったらどのような”トレンド”になるのかを検討していきたいと思っています!

公式HP → 今日はたくさんの本を買ってきました!

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