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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 学校の先生も大変だろうな
今週の一週間を通じて、生徒とお話をしながらふと気がついたこと。以前からこちらでも書いているように、多くの高等学校で二年生になってから「化学」の授 業を始めていると思います。一年生の時は「物理基礎」と「生物基礎」を並行し、文理に合わせて化学を選択させるようにしているのですね。
そこまでは十分理解していたのですが、今週いろいろな生徒と話をしていると、同じ二年生なのに「化学基礎」をやっている生徒と「化学」をやっている生徒が共にいるのです。
ただ原則として、「化学」を受講させるためには「化学基礎」の履修が必要なはず。なのでその部分は高校で工夫をしているのでしょう。しかし同じ高校に通っているにもかかわらず、文系は「化学基礎」、そして理系は「化学」を受講させているところがあるのですね。
確かに二年生から「化学基礎」→「化学」と受講していくと、生徒にとってはやや内容に”だぶつき”が生じるように感じます。しかしだからと言って、「化学基礎」をあまり触れないまま「化学」をやるのは、これまた穴が生じた時にフォローが効きにくくなってしまいます。
こんなことを考えたら、学校の先生も大変でしょうね。一応カリキュラムは学校ごとに決めているはずですが、今回は指導要領の変更に拠るものなので、どうしても現在の進み方に違和感を感じている先生もいらっしゃると思いますから。
ちなみにこのようなケースの場合、文系と理系の”授業”は問題が少ないのです。非常に困るのは”定期試験”なのですね。同じ化学を同じタイミングで始めた にもかかわらず、定期考査の問題は全く異なるものにならざるを得ません。これは先生方にとって、かなりの負担になると思います。
私のように塾をやっている人間も、そのような教育現場の苦労を分かった上で、指導を進めなければいけないと思っています。そうでないと、「学校はなぜそん な進め方をしているのか」という愚痴のようなものしか、出てきませんからね。このようなものは、決して生徒に役立つものではありません。
先生方の苦労を知った上で、生徒に役立つ情報提供や教科指導を行っていきたいと思います。
公式HP → 勉強に触れる時間を増やす