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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 難しい問題を解く時期
先月末より、高校受験を控えた生徒、大学受験を控えた生徒に対して、問題演習を強化するように指定ます。その中には敢えて難しい問題を解かせることで、粘り強さを身につけさせることもやっているのです。
基本の問題を解けるようにならないと、難しい問題を解くことはできません。しかし受験間際になって難しい問題に特化させると、どうしても「何度問題を解い ても正解できない」ということで、自然と勉強へのモチベーションが低下してしまいます。そこで難しい問題を解く時期というものを調整する必要があるので す。
もちろん、受験本番に近づいても難しい問題を扱わないわけではありません。むしろ難しい問題を解いても「これは難しい問題なのだ」と判断できる事が大切なのです。かなりの難関校で無い限り、難しい問題を完璧に解かないと合格できない、ということはありませんから。
さて今、うちの塾で最も「問題が解けるようになっている」生徒のことを。その生徒は高校2年までは、本当に数学が苦手だったとのこと。今まで解説をしていても、確かに基本中の基本の部分が抜けていることがたくさんありました。
その生徒に授業レベルの説明を終えた後、7月末からセンターレベルの問題を集中的に演習させていたのです。最初は全く手が出ないので、一回の解説で1~2問しか進まないこともよくあることでした。
ところがその生徒は、難しい問題でもすぐに諦めること無く、粘り強く考えることを止めませんでした。そうしたら見る見るうちに、それぞれの分野の問題が解 けるようになってきたのです。そしてある分野の問題が解けるようになると、自然と他の分野の問題の理解力も上がってきたのです。
新しい分野に入ると、やはり全く手が出せません。しかし少し演習を進めていると、問題を解く”ポイント”を掴むタイミングが早くなってきたのです。こうなると勉強に対して、”いい循環”が出来てくるのですね。
自分で勉強をする時でも、問題を解くレベルは「自分の力よりも少し高いレベル」が最も効果があると感じます。自分の力で十分に解ける問題だけでは、なかな かレベルを上げていくことは難しい。しかし難しすぎる問題でも、あまりに手が出せないので解き進めることはまた難しいものです。
塾で問題演習をするのは、塾の先生が”問題の調整”をしないと意味がありません。生徒の学力や弱点、志望校の難易度や傾向、そして全体的な受験までの時期の管理。このような要素を把握して演習をするので、自分で勉強するよりも効果が出てくるのです。
実は解説よりも、こちらの方が大切なことだったりするんですよ!
ということで、受験生もどんどんとエンジンがかかってきました。その生徒一人ひとりに合わせて、効果ある指導を行っていきたいと思います!
公式HP → 現代文の勉強とはどういうものか