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お隣の県のニュースより (2013.09.06)

お隣の佐賀県にて、次のようなニュースが報道されたとのことです。

県立高校のタブレット端末 生徒負担は5万円 (佐賀新聞HPより)

簡単に書くと、以前から佐賀県ではICT(情報通信技術)教育というものを進めており、教材のデジタル化及び災害時でのインフラを確保するために、学校では無線LANの設置を、そして高校生にはタブレット端末の購入を”義務化”するそうです。

まず目を引くのは「タブレット端末に対して、一人5万円も負担すること」ですね。今の高機能なタブレット端末であれば、確かにそれくらいの金額はするかも しれません。またあくまで教材なので、悪用されたり娯楽用に使われたりすることを防ぐ手段を講じれば、更に費用はかかってしまうでしょう。

ただ現段階でこれが疑問視されているのは、「タブレット端末を何に活用するのか」ということが、未だ明確になっていないことだと思うのです。もしも今まで の教材で十分な教育が出来るのであれば、何のために強制的に5万円もの大金を払わないといけないのか。・・・ここの説明が十分にされていないようなので す。

別の記事を見てみると、次のようなことが書いてあります。

悪戦苦闘、先生勉強中 デジタル教材研修会 (佐賀新聞HPより)

この中で「教員約30人が参加し、講師の指示に従いながら画面をタッチ。端末内蔵の英語教科書を開き、ボタンに触れることで英語の発音が聞けたり、付属のペンで画面に記入できるなどデジタル教材の特長を確認。」とあります。

英語の教科書を見るのに、タブレット端末で無いといけないのか。
英語の発音を聞くことに、タブレット購入に値する価値があるのか。
付属のペンで画面に記入することなんて、ノートで十分では無いのか。
・・・そして大事なことが、なぜこれほどの大きな内容なのに、職員が30人程度しか参加していないのか。

これではタブレット購入の負担をすんなり認めてはもらえないと思います。

結局、周囲の目からすると「全国初の試み」というだけで、話が進んでいるのでは無いか・・・という疑念が生まれてしまうと思います。「災害時に云々」というのも、あと付けの意味に見えてしまいます。

私は普段、PCを触っているので「タブレットを生徒が持っているとこのような使い方が考えられる」という案が幾つか思いつきます。けれども上の記事を見ている限りでは、まだまだ私が考えている使い方には全然及んでいないように感じるのです。

タブレット端末は確かに便利なものです。これを有効に使うと、教育的にも優れた取り組みをすることが出来る可能性があります。しかしその可能性は、かなり PCの扱いに慣れていないと思い付くものではありません。上記のような使い方では「今の教育をタブレットで行う」という意味しか見えてこないのです。

・・・だったらなかなか、同意を得ることは難しいでしょうね。

佐賀県の教育委員会は、今からでも遅くないので「タブレットでしかできない教育内容」や「タブレットで効率化できる教育内容」を提示して欲しいものです。ネットをやっていれば、ヒントはたくさんありますからね!

ということで、他県のお話なので直接は関係ありませんが、遠くない未来で自分の身近にも、同様のことが起きるのではないか、と感じ書かせてもらいました。くれぐれも”手段と目的”を混同しないようにして欲しいものですね!

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