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TOP > わたなべ学習塾 日記 > ちゃんと”音読”していますか?
英語にしても古文にしても、いろいろと覚えることが出てきますね。特に両方の科目の共通して”単語”を覚えておかないと話になりません。
以前からこちらに書いているように、このようなものを覚えるためには、いろいろな刺激を伴う暗記の方が効率よく覚えられます。だから覚えるべき単語を、何度も何度も繰り返し書いたり、念仏のように唱えることで暗記しようとするのですね。
しかし今の生徒たちを見ていると、覚えなければいけないものをなかなか覚えられない。その原因となっているのが、勉強の一つ一つに対する「負荷」が小さくなっていることが挙げられると思うのです。
昔から身につけておくべき教養というものを「読み・書き・そろばん」なんて言いますが、その全てをスマートフォンなどで代用できます。便利なものがあると、つい自分で面倒なことをやる気になれないのですね。
さてその中でも特に私が重視したいのは、「口で言って覚える」ということ。これをぜひ、やって欲しいのです。
以前、ある中1生に、かなり基本的な英単語を質問しました。そうするとそれを答えられない。英語の例文で頻繁に使用する単語なので、全く見たことが無いはずは無いのです。だからヒントとしてその単語を書いてみました。それでもその単語を読めない。
これが本当に読みづらく、かつ普段からあまり耳にしないような単語であれば、私も仕方ないと思います。けれども私が聞いた単語は「学校」であり、答えて欲しかった単語は「school」だったのです。
(ちなみに質問した時に開いていたテキストにも、しっかりと「school」は載っていました)
どんなに簡単なことであっても、忘れることはあります。しかし「school」という単語は、何度か口にするだけで、普段の日常生活でも耳にするくらいの 言葉です。だからそこで、「やっぱり耳で聞くことを意識したり、口で言ってみることを重視したりすることが大切なんだなあ」と思ったのです。
その生徒に、如何に暗記のような地味な勉強が大切なのか、また暗記をするにはどのような事をやればいいのか、これらのことを教えてきたつもりです。けれどもそれらのアドバイスを全て聞いてくれているかは、残念ながら分からない部分になってしまいます。
忘れてしまった単語を、何十回、何百回書く・・・なんていうことは、確かに面倒なことかもしれません。しかし単語を音読するくらいは、それほど大変な作業では無いはずなのです。
もしかしたら家の人がいる前で口にするのが恥ずかしいかもしれない。けれども恥ずかしさから逃げてしまって「いつまでたっても基本を覚えられない」ということの方が、何倍も恥ずかしいことのはずなんです。それを生徒にわかってほしいものですね。
ということでこれからも、いろんな生徒に役立つ指導をしていきたいと思います!
公式HP → 夏休みもあと一週間