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私は学生時代、「暗記科目」がとても苦手でした。英単語や古文単語などを覚えることはかろうじてやっていましたが、社会系科目の暗記などは本当に苦手。大学受験の時もセンターギリギリまで、日本史の点数が6割を超えることはほとんどありませんでしたから。
さてそんな私が、高校受験内容でありますが、国語や社会のサポートをこの夏の間にやっています。社会などは参考書を踏まえながら、問題集を3冊程度を並行してやっています。・・・それでも生徒に教えるにはまだまだ十分とは言えません。
けれども先日こちらのブログで書いた通り、それなりに楽しくやっています。
学生時代は本当に苦手で、半ば逃げ回っていた科目。それでも今は楽しくやっている。・・・この違いは勉強をしている中に、小さな「驚き」が隠れているからです。
例えば世界の地理を勉強していると、学生時代は「全て丸暗記すべきもの」と考えていたものが、きちんと理にかなった内容として捉えることができるのです。 世界のどの地域でどのような産業が発達しているのか。この地域でこの農業が盛んに行われているのはなぜなのか。このような理屈を理解しながら覚えていくこ とができるのです。
このような勉強をしていると、今まで思っていた社会系の科目を眺めたときの”風景”が変わってくる感じがします。あたかも目的地までの道のりを「どこの交 差点で左に曲がり、次の交差点で・・・」なんてことを黙々と覚えていくのではなく、大きな地図を広げて「この建物を目安にこの道を進めばいい」という感覚 で覚えていくことができるのです。
このように目に見える勉強の”風景”が変わると、新しいものが見える”驚き”が生まれてくるのです。この驚きを感じることで、素直に「楽しい」と感じることができるのですね。
生徒に暗記科目を教える際、全ての項目を覚えさせれば結果は同じです。けれども同じ勉強するのであれば、その中で暗記すべき項目を「楽しさに繋がる驚き」と共に教えたい。そう思って、自分でその驚きを楽しみつつ、次の驚きを探して勉強を進めているのです。
今になって思うと、「学生時代からこんなふうに勉強出来ていたら本当に良かったのに」なんて感じてしまいます。けれども自分が当時感じることが出来なかっ たことでも、今の自分なら生徒に伝えることができるかもしれない。その思いにかけて、専門外の科目でも真剣に勉強を続けているのです。
まだまだ国語や社会に関して、いろいろと偉そうなことを言えるほど知識は固まっていません。けれども一歩ずつ「授業をするに足る知識」が得られていることを感じています。
「暗記科目は問題を解かせ続け、とにかく覚えさせることに終始する」・・・これも一つの方法かもしれませんが、少しでも生徒のためになるように、私なりの教え方を確立させていきたいと思います。
・・・なんて書いていますが、まだまだ国語の力が身についていないことは、このブログの文章を見ていれば明らかなんですけどね(笑)・・・精進するしかありません!
公式HP → もう今週末で夏休みも半分が終わってしまいます。