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ブログで書いた生徒へのもう一つの視点 (2013.08.06)

以前の職場では、高校を中退したり高校に進学をしていなかったりする生徒がたくさん通っていました。その中には基本的な英文も読めなければ、単純な計算も出来ない生徒もいることがあったのです。

例えば数学における分数の計算。これが出来ない生徒なんてザラでした。中には”九九”も覚えていない生徒もいたりしたのです(九九に関しては、確かにそれほど多くはありませんが、それでも珍しいことではありませんでした)。

今日の公式ブログに書いた生徒もそうですが、このような学力が極めて低い生徒がいます。この生徒たちに対して、どのような教育を行うべきなのか議論をするべきでしょうね。

しかしこのような生徒に対して、別の視点から考えてみましょう。それは「なぜそのような状況になったのか」ということ。

以前九九が出来ない生徒について、当時の校長と話をしていた時のこと。その校長が非常に残念そうな顔をしながら次のように言いました。

「この子は周りの先生たちから、こんな状態になるまで放っておかれたんだよ」と。

九九が出来ない、基本的な英単語も分からない、漢字をほとんど知らない・・・など、学力が低い生徒が生まれる可能性は0にはできません。けれどもその学力の低さということが、その生徒の責任なのでしょうか。

勉強しない、勉強から逃げている・・・このようなことが続けば、確かにその生徒の自己責任なのかもしれません。けれども先生という立場だったら「自己責任だから」という言葉で済ませていいものでしょうか。

私はどんなに基本的なことが分からなくても、それを”悪いこと”とは認識しません。しかしその部分について「改善をしようとしない」のであれば、非常に厳しく叱責します。

基本的なことを覚える(≒身に付ける)ためには、時に非常に面倒なことをやらないといけません。これをご覧になっている方でも「九九を覚えるのが面倒だった」とか「学生時代に英単語の暗記は苦手だった」と感じている人も少なくないでしょう。

こうやって面倒なことをやってきて、今基本的な学力が身についているのです。この努力をしないまま学力を付けようという「甘い考え」を持っている人には、私はかなり厳しく指導をするのですね。

何かを覚えようと思ったら、その方法はいくらでもあります。塾への相談で「子供は勉強の仕方が分かっていないから、それを教えて欲しい」ということがよく 出てきます。私も私なりに、その生徒に合わせた”具体的な勉強方法”を教えているつもりなのですが・・・基本的な力が付いていない生徒ほど、このような面 倒なことをやってくれません。

やらないから出来ない。出来ないから更にやらない。こうやって悪循環の完成です。

今日の公式ブログで紹介した生徒は、「大検合格」という非常に大きな”成功体験”が悪循環を断ち切るきっかけになったと思います。ここまで大きなことでなくても、やはり悪循環を断ち切るには”成功体験”が必要だと思います。

私が授業で質問をしたり問題を解かせるのは、この”成功体験づくり”という意味が非常に強いのです。むしろそのために質問を投げかけていると言ってもいいくらいですから。

一人でも多くの生徒の悪循環を断ち切り、勉強に対する良い循環を生み出せるように、これからも指導を続けていこうと思います。

公式HP → 思い出に残っている生徒

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