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成績を伸ばす、学力を身につけるためには、自分の分からないところを質問する事も重要ですが、説明してもらった部分を自分で勉強し、より理解を高めていくような”自学自習”が同じくらい重要になります。この自学自習が人によって、大きく効果が異なるものになるのです。
その中でもとりわけ、自学自習の効果を下げてしまうことが”自習時間に集中をしないこと”です。問題や解説を目の前にして、その内容にしっかりと集中しないと自習時間が無駄になってしまうこともあるのです。
例えば生徒が問題を解いた時に、その中で生じた間違いを訂正することは簡単です。しかし訂正した内容を元に、それを自分の理解に変えられるかどうかは”そ れからもう一歩踏み込む”必要があるのです。そうしないと同じ間違いを何度も繰り返し、結果として延々と同じ説明を聞かないといけません。
だから私は演習問題の解説をする時に、「すぐに間違いを修正すべき」なのか「時間をかけてでも自分の間違いに気づかせる」のか、そのたびに考えて指導を行なっているのですね。
こちらが訂正や修正をすることに慣れてしまったら、自分で間違いを探したり、「なぜ答えを間違えたのか、またどうすれば正解にたどり着けるのか」を検討することが無くなってしまうのです。
扱っている内容が基本的なものであれば、この部分をどうしても疎かにしてしまいがちなのです。これは生徒もそうですが、むしろ”教える方”がより意識すべきことでしょうね。
このような考えを元に、自習の時には「本当に間違っていなのか」とか「以前に説明したことを踏まえると、正しく答えるにはどうするべきなのか」を試してみないといけません。こういう部分にきちんと集中出来れば、成績はどんどん伸びてきます。
極端な言い方をすると、この考えをしっかりと生徒が持っていれば、どんな塾で勉強しても成績は伸びます。逆に常に受身の勉強しかしていないのであれば、どれだけ長く塾で勉強しても効果は現れないのです。
私は自分の性格上、演習よりもつい解説の方を重視してしまいます。けれども解説をしながら、常に「これを自分の力で解くにはどうしたらいいのか」という点 を伝えられるように、意識して授業を行なっています。・・・これをきちんと吸収してくれたなら、成績は飛躍的に伸びると断言することができますね。
今は夏休みということもあり、勉強に多くの時間を割けると勘違いしてしまいがちです。一日はどんな過ごし方をしても、きっちり24時間で終わってしまいま す。ダラダラと時間を使っているのに「もっと時間があればたくさん勉強できるのに・・・」なんて嘆くのは筋違い。きっとそのような人は、一日がもっと長い 時間であっても、時間が足りることは無いと思います。
ということで、どの生徒に対しても、この勉強の時間が十分に効果が出るように、私も目を光らせながら指導を続けていきたいと思います。
公式HP → ローマ字について