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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 「お金を儲けたい」という生徒
前に担任で持っていた生徒と話をしていたとき、その子が「金持ちになりたい」と言いました。面白かったので「じゃ、いくらくらい欲しい?」って聞いてみたら、「うーん、よくわかんないけど、月に1000万くらい」と(笑)
「いやいや、月に1000万円も稼げる人なんて、日本中探してもほんの僅かしかいないって!」・・・と、楽しくお話をしていたのです。
さて「お金を儲けたい」「大金を稼ぎたい」という希望を、ほとんどの人が持っているはずです。けれどもどうも、そうやって「お金が欲しい」という言葉を聞くと、眉を顰めてしまいますよね。何だか漠然と”品がない”という印象を受けてしまうのでは無いでしょうか。
私は生徒が「お金を儲けたい」と言っていたら、「じゃ、お金が稼げる人間になりなさい」と言ってきました。人を欺かず、自分の努力で得るお金であれば、それは自分への”報酬”なのですから。
それに自分への”報酬”であるということは、自分への”評価”とも言えるものです。もしも一生懸命に仕事をして、その成果や能力が評価されたのであれば、 たくさんの”報酬”をもらって当然のことですよね。だったら「お金を稼ぎたい」という言葉を、「それだけの能力のある人間になりたい」と変えれば、胸を 張って言える言葉なのです。
ただ安易に「何も努力せず、ただ大金を手に入れたい」ということであれば、わざわざ否定する必要はありません。現実的にそのような方法は、皆無といっていいのですから。
生徒と進路の話をしていると、ときどきこのような「お金」のお話になることがあります。「どんな仕事が儲かるのか」というものですね。このような言葉を聞 いた時に、「お金だけが人生じゃない」みたいなお話をしても生徒は納得しません。お金を稼ぐということが、社会のサイクルの中でどのような意味を持ってい るのかを少しでも伝えることが、より効果のある言葉だったと自分の経験から感じます。
ということで身近に「お金持ちになりたい」という生徒やお子さんがいらっしゃるならば、まずはお金持ちを否定せず、「お金が稼げるような人間になれ」と言ってみてはどうでしょう(笑)・・・少なくともそのほうが、先の話をより良い形ですることができますよ!
公式HP → 保護者の方からの言葉について