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今日は公式ブログに引き続き・・・ (2013.06.06)

今日はこちらでも、公式ブログで扱った内容を書かせてもらいます。ただし私も思うことがたくさんありますので、基本的な部分はお手数ですが、公式ブログにてご覧になって下さい。

公式ブログ記事 → センター試験に対する報道について考えてみる

さて先ほど、上のリンク先である公式ブログの記事を書いた後、次のような記事を見つけました。その前に見つけていたものよりも、やや踏み込んだ内容が掲載されています。

センター試験廃止も 教育再生実行会議、「到達度テスト」導入議論を開始

どうしてもこのようなニュースでは制度面に対する意見に集中されてしまうと思います。そこで視点を変えて実務面で見ることにしましょう。

この試験は学校の定期考査と異なり、大学入試制度の中に組み込まれるものです。そのため試験の実施には細心の注意を行わなければなりません。だとしたら 「会場はどこでやるのか」、「試験運営の実務は誰がやるのか」、「試験範囲などはどのような扱いになるのか」など、具体的な疑問が出てきます。

試験会場を考えると、これは本来センター試験と同様に、大学のキャンパスなどで行われるのが筋でしょう。しかし年に2~3回実施するような試験の会場を提供できるかどうか・・・これはいささか疑問に思ってしまいます。

だとしたら生徒が過ごしている高校で実施するのか。そうしたら基本的に”全ての高校に試験の実施監督”を配置しなければなりません。そうするとこのような試験に関わる人が増えてくるため、問題の流出などの可能性が大きくなってしまうのですね。

そこで会場の問題と、試験を実施する人が誰なのか・・・ということが連動して問題となってくるのです。

また先日、公式ブログで書いたように、学校によってカリキュラムの進捗はまちまち。そこで「統一した試験範囲」を設けるには、どのタイミングでどのように 区切るのか、判断が非常に難しいのです。誰だって「学校で全く勉強していないものを、大学受験として受ける」事には抵抗があるでしょうからね。

このニュースに対するインターネットの反応を見ていると、「受験料を何度も徴収できる」という意見がありました。しかしこれだけの全国的な試験を行うのであれば、その実施にかかる費用は莫大なものになり、到底受験料だけでは賄うことが出来ません。

つまり実際の試験を行うことを考えると、「大学入試制度が変わることに反対する」という横槍よりもずっと、深刻な問題が発生するはずなのです。

実は私は、「全国統一学力判定試験」という試験の、運営監督をしたことがあります。覚えている方もいるかもしれませんが、2005年~2007年に実施された”第二のセンター試験”と呼ばれた、あの試験ですね。

その経験からすると、このような本格的な試験を行うには、「ただ問題用紙を配り、試験を実施し、解答を取りまとめる」という作業では終わらない、非常に煩雑な事務作業があることを知っているのです。だから余計に、実務面での疑問が大きくなってしまうのですね。

確かに教育というものは非常に大切なものです。そして今の教育が完全にうまくいっているとは思いません。だからいろいろと制度を考え、新たな教育を作って いく必要があります。そこで疑問点は疑問点として整理して、今後どのように変化したとしても、それが生徒のためになる方向に進めてあげたいと思うのです ね。

残念ながら、公式ブログとこちらのブログを合わせても、まだまだ私が感じている疑問の全てを書き尽くすことはできません。しかし一方的に変化を拒むのではなく、より完成度の高い制度にしてもらうべく、出来る限りこのような形で情報発信をしようと思ったのです。

ぜひみなさんも、このような機会に「教育のあるべき姿」を考えてみてはいかがでしょう。

公式HP → センター試験に対する報道について

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