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ここのところあまり出かけていないのですが、以前は休日によく山に行って風景の写真を撮っていました。と言ってもそれほど本格的ではなく、気に入った景色を残す程度だったのです。
自然の中に入ると、それまで学校の教科書でしか見ていなかった植物や岩石、地層などを直接見る機会があります。これが意外と楽しいものなんですよね。
思えば中学生のころ、このような実物を見る機会があまり無く、これが元で理科の第二分野などはあまり好きにはなれなかったことを覚えています。自然を見るようになったのも、前職で生物や地学の授業を持っていたことがきっかけになったと思うのです。
このようなものを見る一番のきっかけになったのが、北九州にある「いのちのたび博物館」で鉱石標本を見てからです。ここで実際の縞状鉄鉱のサンプルを見た時に、それまで教科書でしか知らなかったことを目にして、「なんてすごいんだろう」と思ったのですね。
理科に限らず、このように実際のものを見ることで、勉強のモチベーションが上がることがよくあります。ただし私にとっては、数学や理科について特に印象に残ったのです。
受験勉強をしていると、さすがに山に出かけて実物の植物や鉱物を見るような勉強はお薦めできません。しかし出来れば、まだ勉強の時間に余裕がある時にこのような経験をしておいたほうがいいと感じます。本当にそれからの勉強が格段に違ってくるんですよ!
このブログをご覧になっている方によっては、身近にそのようなものを見る機会が少ない人もいることでしょう。そういう方にまで無理を言うつもりはありませ ん。しかしそのような機会を作ることができるのであれば、出来る限り”実際のものを見る”という経験をさせてあげてください。
うちは上の娘ですらまだ5歳。まだ今の段階では、あまり興味は持てないかもしれません。でももう少し大きくなったら、ぜひそのような経験をさせてあげたい と思っています。何も個人的に英才教育をしたいわけではありません。同じ勉強をするのなら、その動機付けをしてあげたほうが、楽しくやることができると思 いますからね。
また別の視点から見ると、このような経験を通じて、親子での交流の時間を持つことができると思います。勉強ができるようになるかどうかよりも、「お父さん からこんなことを教えてもらった」「お父さんはこんな事も知っているんだ」と感じてもらうことの方が、何倍も意味があることでしょうからね。
ということで最後は相変わらず娘の事になってしまいましたが、ぜひ教科書や本の上だけでなく、実際の対象を見て、そして肌で感じることで、より意味のある勉強をしていって欲しいと思います。
公式HP → いつもとは正反対の授業の考え方