わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!!
2012/04/11
サービスメニューに合格実績を追加しました!
2011/10/03
サービスメニューのページを大幅に変更しました!
2011/08/15
11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 「勉強」とはそんなに嫌なことなのか
前職で私が副校長をしていた時に、上司である校長が生徒によく話をしていたことがあります。
「勉強とは『強いて勉める(努める=努力する)こと』なのだから、基本的に嫌なものなのだ。しかし嫌なものだからこそ、やっただけ実るものが大きくなるのだ」と。
私はこの言葉に関して、「確かにその通りである」という気持ちとともに「勉強とは嫌なものである」という部分には疑問を感じていました。
もちろんこの文章から分かる通り、当時の校長は生徒のやる気を削ぐために言っていたのではありません。嫌なことを努力できる力が、より大きな結果を出す原動力になるはずですからね。
しかし私は、出来る限り勉強を”嫌なこと”から”楽しいこと”に変えていきたいと思っています。もちろんこのようなことを完全に達成することはできません。しかし少しでも”楽しい”と思ってもらえるならば、それに越したことは無いと信じています。
ここで一つのポイントが出てきます。もしも勉強が”嫌なこと”であるならば、なぜ自分の貴重な時間を費やして、その嫌なことをやらないといけないのか。・・・ここが重要なのです。
学校に行っているのだから、勉強して当たり前じゃないか。・・・このように思う人もいるでしょう。しかし勉強をする”だけ”でいいのなら、わざわざ塾に通う必要はありません。
「少しでも成績が上がってくれたら」「高校や大学の受験に対して対策が必要であるから」と、明確な動機があるならば少し状況が変わってきます。しかしこの思いの強さに、生徒自身と親御さんとの間で齟齬が生まれていることもよくあるのです。
私は生徒を大切に思っています。そして生徒が大切だから保護者の方も大切に思っています。この順序は前後しません。
これらのことを踏まえて、生徒に勉強という”強いて勉める”ことを要求したく無いのです。それよりも勉強の楽しさを知り、自然に勉強に目を向けられるようにすることで、生徒と保護者との思いの齟齬を出来る限り少なくしていきたいと考えているのです。
今日はちょっぴり真面目に書きましたが、生徒を見ていれば「どれだけ真剣に頑張ろうとしているのか」を、肌で感じることがあります。しかしその思いは、教 えている私にしか伝わらないことも多い。だから少しでも、「生徒が一生懸命になっている」ことを発信したいと思ったのです。
大丈夫です。ちゃんと頑張っていますよ!
公式HP → 心理的盲点について(三国志を交えつつ)