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最近はいろいろな参考書が出版されていますね。以前は暗記シートが付いているものですら珍しかったのに、今ではそれも当たり前となり、昔の参考書・問題集 にくらべ格段に解説のページが増えています。中には解説のための動画をDVDの形で付けているものもあり・・・本当に勉強しやすくなったと実感します。
また媒体も紙の書籍だけでなく、電子書籍であったり、パソコン・スマートフォンのアプリであったり、これまたいろんな工夫が為されているものも出て来ました。
そんな中、私が重視したい勉強方法が「手を動かす」ということ。
「そんなことは当たり前!」と感じる方も少なく無いでしょう。しかし上に書いたとおり、デジタル媒体の教材もどんどん増えてきています。そうすると「さっと検索をする」なんて勉強方法も増えつつあるのです。
確かにデジタル媒体は便利だと思えるものが多いと感じます。しかし便利に使いこなすためには、事前にある程度の内容を掴んでおかないといけません。予備知識が乏しいときに便利なものばかり追及するのは、学習内容の定着から見て非常に危険な方法だと思うのです。
「学問に王道なし」と良く言われます。この”王道”とはどのような意味でしょう。
普段よく使われる”王道”とは、簡単に言うと”正攻法”のことです。しかしここでの”王道”とは、王様の通る道、または王様の方法ということで、簡単に言 うと”近道”のことなのです。つまり楽をして近道をする方法など、学問を修めることについては存在しない、という意味なのですね。
私も同じように感じます。勉強を身につけるためには、昔からやられてきた方法がどれほど非効率的に見えても、実際は効率がいいものなのです。
教科書や参考書を”見る”、先生などの解説を”聞く”、それを後から参照できるようにノートに”書く”、このことを応用するために問題に当たって”考える”など、たくさんの刺激を与えてやらないと内容を理解することはできません。
そこで新しい勉強方法が生まれたならば、まずこれを上回る効果があるのかどうかを検証しなければならないのです。
「いい参考書はどれか」、「分かりやすい問題集はどれか」・・・など、勉強方法で迷ってしまうこともあるでしょう。しかしそんなことよりも、正攻法でしっかりと”勉強する”ことをやらないと意味がありません。ここがつい、見落としがちになってしまうところなのです。
私が扱っているような理系科目は、特にその傾向が強いと感じます。「評判のいい参考書を買ってきたら、それだけで勉強した気になってしまう」「より難しい問題を探して、いろんな問題集を購入し、結果どれも中途半端に終わってしまう」などは、本当によくあることなのです。
繰り返しますが、「学問に王道はありません」。そこで愚直でもいい、少しくらい時間がかかってもいい、自分がしっかりと納得できる方法で勉強をするようにしましょうね!
公式HP → 化学の勉強をするときに・・・