わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!!
2012/04/11
サービスメニューに合格実績を追加しました!
2011/10/03
サービスメニューのページを大幅に変更しました!
2011/08/15
11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 蓋を開けるまでは確率二分の一
かなり物理の専門的な言葉をタイトルにしていますが、猫の入った箱は出て来ませんよ(笑)
先ほどこのブログを書こうとした時、受験生の一人が帰宅前に塾に立ち寄ってくれました。どうやら試験の出来があまり良くなかったということで、かなり沈んだ状況だったのです。
このような場合、実際にどれくらいできていたのかは良く分かりません。試験に真面目にぶつかっていくと、どうしても「問題が解けたところ」よりも「問題が解けなかったところ」のほうに気持ちが行きがちになるからです。
本人としてはかなり問題が難しくなったことを嘆いていました。しかし本当に悔しがっていたのは、問題が解けなかったことよりも、「解けるべき問題を間違えてしまったこと」のようです。
私は、そんな受験生を責めるつもりはありません。本当に今日の一日、良く頑張ってくれたと思います。今日塾には足を運ばなかった受験生も、同じく今日は全 力で頑張ったと思います。だからその生徒に対して、私は「試験は終わったけれども、”絶対に合格する”という気持ちは失わないこと」を約束させました。
どの程度問題に手が出せて、どれくらい正解しているのか・・・それは本人ですら分かりません。だから合格か不合格かは「蓋を開けてみるまでは分からない」のです。だから今の状態は「合格と不合格が確率二分の一の状態で混在している」わけなんですね。
この蓋を開けるのは、合格発表である3月8日。それまでは混在している状況なので、どちらになるかは分かりません。それはいくらセンター試験での判定が良くても悪くても、蓋を開けて観測するまでは混在していることは変わらないのです。
だとしたら、後は信じる力です。信じることで結果は変わらないかもしれない。けれども今は、合格と不合格のどちらかがあるのではなく、合格と不合格がどち らも存在しているのです。ならば数学的確率がどれくらいであっても、合格を引く意志が強い方が引き当てるはずですからね。
合格や不合格は、電子や量子ではありません。増して”猫”でもありません。だから意思の強さがどのように観測されるのかも、証明されているものでは無いのです。だとしたら、次に向かって行動できるように、気持ちは合格を勝ち取るように思っておかないといけませんよね!
なお、今回の記事は「一体何を言っているのか分からない」と思われるかも知れませんね。もしも興味があれば「シュレディンガーの猫」で検索してみたらいい と思います。試験が終わったから後は何も出来ないのではないですよ。本当の結果は観測された時に収束し、観測できるのですからね!
公式HP → 受験生の事を思いながら