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今日の夕方に報道されたニュースから (2012.08.27)

今日の夕方、とあるニュースがインターネットで出回っていました。

大卒3万3000人がニート=就職率改善も4%非正規-文科省 (時事ドットコムより)

今のところ、私自身は文部科学省の速報は目にしていません。
だからこのニュース自体も、どれだけ信憑性があるものなのか、
現在のところ判断ができません。

しかし以前も同様の内容を調べたことがあるので感じるのですが、
統計の数字は、とかく恣意的に扱われるものです。
数字をどのように読み取るのか、それは何が問題でどのように解決するのか、
その起点をはっきりさせないと、全く異なる結果として解釈できます。

統計データは数字であり、数字は全ての人に対する共通の記号です。
だから統計自体は、事実として受け止めることができるはずなのです。
しかしこの統計を元に、それぞれがどのように考えるのか
・・・それは上記の起点をしっかり把握しておかないと難しいですね。

さてかなり抽象的なことを書きましたが、
私がこのニュースを見て思ったことが、この3万3000人という数字が
多いと見るのか少ないと見るのか・・・ということ。
おそらく論調としては、「これだけたくさんの卒業生がニートになっている」と
言うものでしょう。

しかし「そもそも大学が多すぎる」なんて言われている時代に、
卒業生の絶対数で評価できるかどうか・・・怪しいですね。
また本当にこれが由々しき問題であると思われるほど、
数が問題であるならば、その対策はどこに力点を置くべきなのでしょう。

就職することができなかった学生が問題なのでしょうか。
就職をさせることができなかった大学が問題なのでしょうか。
大卒を就職させない企業が問題なのでしょうか。
正規雇用でなく、非正規雇用がどんどん増加しているのが問題なのでしょうか。

・・・ほら、だんだんわからなくなってきましたよね。

つまり3万3000人とひとくくりにしてしまうことで、それぞれの問題が
希薄化してしまうのです。
それよりも、学生は一生懸命勉強して欲しい。
学校はその目の前にいる学生を大切に育てて欲しい。
そのためには(その学生のためには)何が必要か・・・
こんな地道な努力こそが、王道の解決策なのではないでしょうか。

ということで少し批判的な文章になったかもしれませんが、
出来ればニュースを一つの側面だけでなく、いろんな視点から
総合的に見て欲しい、との思いで書かせてもらいました。
もし良かったら参考にしてくださいね!

公式HP → こちらもインターネットのニュース記事です

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