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TOP > わたなべ学習塾 日記 > ある通信制高校のブログから
こうやって日々ブログを更新していると、いろいろな方との交流が生まれます。
しかしブログを更新し続けているだけならば、なかなかそういうチャンスを
逃してしまうことも多々あるのです。
交流のチャンスを作るには、自分から他の方が書かれているブログを
拝見し、興味のある内容にはコメントを書くことにより
その輪を広げていきました。
そんな中、最近とある通信制高校のブログに出会ったのです。
私自身、前職の関係で通信制高校に対して、あまり良い印象を持っていません。
それは漠然としたものでは無く、自分がその一員であったことから
内容を詳しく分かっており、それに納得がいかないから、そういう印象になっているのです。
ただし前職で、通信制高校によって救われた生徒もたくさんいました。
だから通信制高校に通っている生徒や、そこで一生懸命働いている先生に、
良くない印象を持っているわけではありません。
そのブログには、様々な生徒の相談に乗っている先生だからこそ感じる、
とても深い葛藤が綴られていました。
その記事には、学校で行なっている教育というものを理解し、
それをより良いものにしていこうという思いが詰まっていました。
そういう思いが強くなると、どうしても本来ならば別の道を歩むべき、と感じる
生徒も中には出てくるのです。
だから相談に来た生徒に「あなたはこの学校に来るべきではない」と
判断したとのことだったのです。
ここ数年の間、小泉内閣による構造改革によって、株式会社が作る高校というものが
雨後の筍のようにどんどん出てきています。
だからそれぞれの学校の生徒募集に関しては、ここでは到底書けないような
いろいろな問題を生んでいるものもあるのです。
その観点から見ると、入学を考えている生徒は受け入れるのが当然。
その先生は、生徒のためを思うと入学はどうかと思う。
けれども学校の経営がうまくいかないと、学校自体が存続できない。
学校が無くなると今いる生徒、職員などの環境が無くなってしまうのです。
多分、来るべきではないと判断するには、すごく勇気が必要だったと思います。
私が救われたのは、その先生の決断を他の職員も受け入れていたこと。
面談終了後、教頭先生が進路指導室に案内し、その時点からでも
受けることができる専門学校などを調べてあげたそうです。
こうやって職員が志を持っていれば、学校が道を外すことも無いでしょう。
だから一生懸命頑張っている学校には、エールを送ります。
その学校で自分の進むべき道に頑張っている生徒にも、エールを送ります。
ぜひ、教育の場は教育者たる人がいて欲しいものですね。
公式HP → 今年度の公立高校入試を俯瞰する