わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!!
2012/04/11
サービスメニューに合格実績を追加しました!
2011/10/03
サービスメニューのページを大幅に変更しました!
2011/08/15
11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 来年度に受験を控えている方に
もしもこちらをご覧になった人の身近に、来年度受験をする人が
いるのなら、ぜひ知っておいて欲しいことをいくつか。
特に今回は、大学受験に関するスケジューリングのお話。
ほとんどの進学校については、高校2年の時に文系・理系に方向性が分かれます。
そしてある程度、その方面に特化した授業を受けているのではないでしょうか。
さてそんな中、今だに広く根付いている考えとして
「高校3年生は受験生なので、3年からは受験勉強に集中する」ということ。
これは大きな間違いです。
今年度は大学入試センター試験が1月14日15日で行われました。
とすると、仮に高校3年生の4月から受験勉強を始めると、
実質9ヶ月しか受験勉強をしないことになります。
どうでしょう?1年どころか、その75%しか日数はありません。
更にこれに祝日や夏休みなどの長期休業が入るとどうなるか。
実は実質、一年の半分程度しか学校に行く日はないのです。
そうすると受験勉強を後々まで残しておくと、
「日数が足りない」という物理的な問題で、勉強が不十分のまま
本番を迎えてしまうことになるのです。
そこで大学受験を考えている進学校は、2年で文系・理系に分かれた
段階から、受験勉強は始まっていると考えるべきなのです。
また近年、国公立大学では受験科目数が増加しました。
以前では一部の大学しか課さなかった「5教科7科目型」という方式が
現在では一般化しています。
かく言う私も、受験生の時には「5教科6科目」で受験をしていますから。
数字だけでお話すると分からなくなりやすいので、理系を例にしますと
「5教科6科目」で受験した私の場合、センター試験で
国語・数学IA・数学IIB・英語・化学・日本史
という科目で受験しました。
しかし現在、このような形で受験できる大学は少なく、
国語・数学IA・数学IIB・英語(リスニング含む)・化学・日本史+(理科を1科目)
という、以前よりも1科目多く受験しなければいけません。
だから負担はかなり増えているのですね。
(だから「ゆとり教育」と批判されていても、受験生の苦労は増加しています)
そのためにも、きちんと受験対策をするからには、できる限り早く対策を
はじめる必要があるのですね!
高校生からのお問い合わせが多いものの、なかなかこういう部分が浸透していないので、
私も心配をして、このような記事を書いている次第です。
もしも受験対策として、塾や予備校を考えているならば、もう早めに
決めてしまわないといけません。
ぜひこういう現実を知った上で、勉強方法を考えてみてくださいね!
公式HP → 先週の問題の答えです!