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せっかくの標本調査の話題だったので (2012.02.22)

今日は公式ブログにて、標本調査のお話を書きました。
標本調査は、統計とも呼ばれている分野で、身近にあるアンケートから、
大規模な国勢調査まで、比較的目にする機会が多い数学の分野ですね。

ただ・・・少し疑問に思いませんか?
例えば学力テストをやったとして、そのテストの最高点や最低点、
また平均点などは、計算する方法をほとんどの人が知っていると思うのです。
しかし統計分野は、数学の専門分野で「数理統計学」という立派な一分野を
形成し、今でも研究が進んでいます。

では、学者さんたちは、統計で何を研究しているのでしょう。

ではここで、一つのアンケートがあると思ってください。
このアンケートで、日本に住む人すべての意見が聞きたいものだと仮定します。
一番単純な考えでは、日本に住む全ての人にアンケートをやってもらい、
それを集計することになります。
しかし・・・日本全体って、あまり現実味がありませんよね。

かと言って、一部の人にしか聞かなかったら、
ごく一部の意見だけ反映されてしまい、全体の意見としては不適切になる
可能性が出てきます。
これは実施する人が少なくなればなるほど、誤差は大きくなってしまいます。

そこで「何人程度に聞けば、日本人全体の意見を集めたときと同じになるのか」
ということが大事になってくるんですね。
この数を減らしていく方法を、どんどんと研究されていると思ってください。

これは言葉を変えると、少し変わった「確率」を考えていることになります。
例えば、アンケートを取った人数が100人ならば、日本人全体に聞いたときと
くらべて何%くらい一致するものなのか。
200人ならば何%になるのか。300人だったら・・・なんて考えるのですね。
すると「これくらいの確率で一致すると言えるのなら、このデータを使ってしまおう」
という数が徐々に決まってくるのですね。

だから研究の世界での確率や統計は、高校までのものと大きく異なるものが多いです。
とても定義が複雑であったり、統計でも微分積分のオンパレードだったり。
けれども数学の中では、もしかしたら一番身近で役に立つ分野なのでは
無いかと思っています。

もしもこういう話から、もっと統計分野に興味を持ってくれる生徒が出てきたら、
私としてはとても嬉しいことだと思います。

公式HP → 中学校での「標本調査」

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