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TOP > わたなべ学習塾 日記 > あくまで一般論としての、私なりの通信制高校について
ここ数日の間、公式HPへの訪問者の検索ワードに
「通信制高校 問題点」などが目立っています。
通信制高校に関する制度や、その問題点についてはブログの記事として残っています。
しかしたくさんの思いがある中、今の時期にそれをすべて見て
通信制高校を判断することは、かなり難しいと思います。
そこで私なりの考えを。
私は前職で通信制高校の内部の人間として働いていました。
だから一般論として、通信制高校のニーズが高まっていることはわかります。
現在日本中で、雨後のたけのこのように、株式会社立の通信制高校が出来ています。
しかし本来の、そして本当の意味での「教育的価値」を見つけ出すことは非常に難しい。
これは理想論では無く、現実のお話です。
よく「高校くらいは出ておいたほうがいい」と言われますが、
本当に高校を出るだけでいいですか?
それが全く耳にした事のない通信制高校でもいいのですか?
最近の日本社会が、それを十分に認めてくれますか?
私は前職のときから、生徒が好きです。
生徒の一生の分岐点に立てる前職を、誇りにさえ思っていました。
しかし現実の通信制高校の中身、そしてその周りに取り巻く諸問題。
こんなことくらいなら、一人でも多くの生徒を「わざわざ通信制高校に進まなくてもいい」
ように、きちんとした教育を行っていくことが必要だと痛感したのです。
最近、ある通信制高校のステルスマーケティングに
使われているサイトを見つけました。
一個人が運営しているサイトが、その善意で通信制高校を紹介しているように
作ってありますが、自然とある学校に誘導されるように出来ています。
(少し調べたら、明らかに個人サイトではありませんでした)
これが一般の企業であれば、目くじらは立てません。
けれどもこれが「高等学校」を名乗っているのです。
そこまでして「営利」に走るくらいなら、もっと違うところに力を注いで欲しいと思います。
通信制高校が本当に必要である人というものは、かなり条件が限られていると思います。
その条件をすべて満たしているならば、通信制高校もいいかもしれません。
実際、通信制高校で救われた生徒もたくさん見てきました。
けれどもそれに輪をかけて、現在の営業活動は納得できないものが多いのです。
今日はかなり厳しいことを書いていますが、ちょうどこの時期は
来年度の進学先・進級先を決める時期。
そこで安易に通信制高校に流れてしまって、大切な勉強が受けられない人も
出てきてしまう可能性も少なくありません。
そこで、現実に即した、私なりの意見を書かせてもらいました。
もちろん、全ての学校や全ての生徒を批難したいのではありません。
ただ、今一度考えてから、本当に必要な道なのかどうかを
真剣に考えて欲しいので、このような記事を書いているのです。
私が個人塾を始め、こういうブログなどで地道に活動しているのは、
「入学した学校を卒業する」という、ごく当たり前のことをサポートし、
他の道に進む必要が無いようにするため・・・という意味もあるのです。
きっと、これが私のような「公教育に属さない」教育を行う人が目指すべきものだと
信じています。
どうかこれからの道を考えている人は、一度ブログの記事をご覧になってください。
その上で「本当にこの道は自分に必要なものなのか」を問い直してください。
もし相談したいことがあれば、気軽に連絡してくださいね!
公式HP → 今週の問題!