わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!!
2012/04/11
サービスメニューに合格実績を追加しました!
2011/10/03
サービスメニューのページを大幅に変更しました!
2011/08/15
11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 今、窓の外は雪が降っています
いやはや、寒い日が続いていますね!
どうも今日も、かなり「西高東低」が顕著な冬型の気圧配置です。
ただし先週こちらに貼ったものよりも、やや崩れた形をしてますが。
さて雪に関するちょっとした豆知識。
雪の結晶の写真・・・きれいですよね!
いろんな雪の結晶のパターンがあり、その美しさのために
雪の結晶の写真集まで出版されているんですよ!
その結晶。どれも共通しているのが「6角形を基準」としていること。
実は5角形や8角形などの、他の形の雪は存在しないことが分かっています。
なぜ6角形になるのでしょう。
実は雪の正体である、水の分子の形から6角形が構成されるのです。
ただしよく知られているように、水の分子は「H_2O」(エイチツーオー)です。
これは中心に酸素原子、そしてそこから約104°の角度を中心角として
扇形を作り、その先に水素原子が存在するような形になっています。
さて水は高校化学で学びますが、水素結合という特殊な結合をします。
そこで一つの扇形の分子だけでなく、その隣にある扇形の分子とも
結合しようとするのです。
その時引き寄せられるのが、扇形の端である水素原子と、隣の扇形にある
酸素原子。これが引き寄せられると、酸素原子を中心に
「もともと扇形の中にあった2つの水素原子」と「隣の扇形から
結合してきた水素原子」とが、ほぼ区別なく結合することになります。
平たく言えば、酸素原子を中心に、3つの水素原子が結合する形になるのです。
そうすると、3つの水素は同じ原子であるため、その間隔を均等にしようとします。
つまり酸素を中心に一回り360°を3等分して、お互い120°の角度で
結合をはじめます。
こうやって120°を維持しながら、たくさん水分子がつながっていくことで、
6角形の結晶を構成していくのですね!
・・・と、文章で書いてしまうと非常に難しく感じてしまうので、
いつか公式ブログにて、イラスト付きで説明したいと思います。
こんなことを知った上で雪の結晶を見ると、また更に神秘的に感じるかもしれませんよ。
公式HP → 分かりにくいことは伝えられない・・・ということですね