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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 数字に潜む魔物
今日はいつもと違って、こちらにも難しいお話のおまけを。
規模の大小にかかわらず、経営をやっている人は数字を扱うと思います。
また数字を軽んじている経営者は、困り者だったりします。
数字はただの記号です。それ自体に意味はありません。
だからこそ、客観的指標は数値化して、そこに意思が入らないようにしないといけないのです。
しかし数学を勉強した身で経営を考えると、
今まででは考えたことの無い「数字に潜む魔物」と対峙することになります。
その魔物とは・・・客観的指標の数字は、好きなように意味づけできる
ということです。
統計などを現実的に扱う場合には、このことを理解しておかないと、
次の手が決められません。
例えば、新しい商品を販売したときに、今までのものよりも10%多く売れたとしましょう。
ならば
A:10%多く売れたのなら大成功
B:わざわざ新商品を出したのに10%しか増えないのなら大失敗
という全く異なる結論が考えられるのです。
ということで、昨日・今日と統計で数字を扱っていますが、
これから導く結論は「人によっては違う意見」になる可能性があります。
また数字という客観性から、なかなか異なる意見を受け入れにくい。
なので、この魔物とうまく付き合っていくために、意見の許容量を
増やしておかないといけないんですね。
・・・ということで、難しく書いてきましたが、今日のブログの結論。
「これが絶対ではありません!」
ただただ、今までなんとなく知っていたことを、より具体的に知るきっかけに
してもらえたら、本当にありがたいと思っています。
公式HP → 昨日に引き続き、高校入試に関する統計から