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11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 公式ブログでは書くことができない秘密・・・その2
さすがに秘密・・・というのは言い過ぎなんですが、
今日は非常に大きな意味をもつ内容だったりします。
けれども、公式でこんなことを書くのは、完全にアウトです(汗)
まず前提として、最初にこれだけは。
「以下の内容は、私の個人的な主義・思想は入れないようにします」
さて何だか物々しい書き始めなのですが、要は「大学入学資格検定」が
「高等学校卒業程度認定試験」に制度変更された理由の一つです。
これは該当する方には、ぜひ読んで理解をしていただきたいものなんです。
実は大学入学資格検定(以下大検)には、受検資格として
「日本の中学校の教育課程を終わらせている」という条件があったのです。
これが意味していることは非常に重要なのです。
もしも日本国内で「外国人学校」に通っていた場合、中学校に相当する課程を
修了しても、大検は受検することができません。
大検を合格しなかったら、日本の高校課程を修了していないので
「大学受験」すらできないのです。
一度大検時代においても、外国人学校に籍を置く人でも大学受験が
できるように・・・という議論はあったのです。だから「大学受験をすることが
できる資格を取得」できる大検を出来れば受けて欲しい・・・という立場
だったんですね。
しかしこれでは、2つの大きな不満が出てきます。
一つは、外国人学校であっても、きちんと「卒業」しているのに
さらに大検まで受けないといけないのか。・・・ということ。
もう一つは、先の大検の受検資格のことですね。
この問題を解決するべく、大検は高卒認定試験に制度を変えたのです。
まず受験資格については、「満16歳以上のすべての人」に拡大しました。
更に「日本が認めた、日本の高等学校課程を修了したものと同等であることを認める」
という立場にすることで、外国人学校を含めた、あらゆる特殊学校の
問題をクリアすることにしたのです。
私はこういった経緯について、個人的に思うことはあります。
しかし現実として、外国人学校に通っている人でも選択の幅を広げることは、
決して悪いことでは無いと思います。
だから、こういう問題に直面している人にきちんと知ってもらいたいと思うのです。
ということで、余り語られることのない経緯のお話でした。
これを読まれた方もいろいろと考えることはあると思いますが、
あくまでも「高卒認定試験の意義」についての文章だとご理解ください。
さて、また明日からもがんばります!
公式HP → 苦手な人が多いと思います「蜘蛛さん」のお話です!