わかればきっと楽しくなる!楽しくなればもっとよくわかる!!
2012/04/11
サービスメニューに合格実績を追加しました!
2011/10/03
サービスメニューのページを大幅に変更しました!
2011/08/15
11月高卒認定試験を検討している方はお早めにご相談を!
TOP > わたなべ学習塾 日記 > 高校受験で嫌がられる分野の一つ!
いつも公式ブログの方で、数学のお話をしているのですが、
今日はさすがに「お知らせ」をしないといけない日なので、
こちらでお勉強のお話をしたいと思います。
さて高校受験において、かなり嫌がられる分野として、
理科の第2分野があります。
それも生物分野はまだ分かりやすいものの、地学分野になると
非常に分かりにくい。
・・・というより、興味を持ちにくい!
だって多くの人が経験あると思うのですが、
理科で石の名前を覚えるときがありますよね。
「流紋岩」とか「玄武岩」とか・・・ですね。
でも大半の人は「なんで石なんか覚えなくちゃいけないんだよ」なんて
思うんじゃないでしょうか。
で、そう思ってしまうと悪循環。
「なぜ覚えるの?」→「覚えても意味が無い」→「覚えたくない」→「なぜ覚えなきゃ」・・・
なんて感じですね。
まず言えることは、石を覚えるためには、石に楽しみを見つけないといけません。
でもそれを教えてくれる人も機会も少ない。
そこがこの分野をいやらしくしている訳なんです。
石は、それができるまでにいろんな作用を受けます。
例えば火山の溶岩が固まったり、小さな土砂が固まったり・・・。
ならばそのでき方が同じならば、同じ種類の石になるはずです。
もしも同じ種類の石が、全く別の場所から見つかったとしたら・・・。
そうしたら、その2箇所の土地は全く同じ作用を受けたことになる。
場合によっては、もともと同じ場所にあったものなのかもしれない。
だとしたら、昔の地形や生物の住んだ跡などの研究に、
非常に役立つものになるのです。
こう考えると、石をむやみに覚えるよりも、その石がどのような作用で
出来上がったものなのか、が大事になる。
ではその作用を覚えていき、それによってできる石を覚えていこう。
・・・こうなって初めて、石を覚えることができるのです。
私は数学を専門としていますが、上のようなことを知っているので、
石や地層を見るのが大好きだったりします。
特に北九州にある「いのちのたび博物館」には、珍しく鉱石や岩石の
標本が展示されているので、一度きちんとした知識のもと
それらを観察してみたら、今までにない感想を持つと思います。
もし北九州から離れた方だったとしても、学校の教科書を見直すとき、
上で書いたことを意識して読むだけで、理解度は全く変わります。
ぜひ試してみてくださいね!
公式HP → 岩石はまず大枠から覚えましょう!