わたなべ学習塾 | 日記 | 情報へのアクセスの進化

昨日から、ハードウェアの進化と使う人間の学力について書いていますが、これはソフトウェアで考えても似たようなことがあると思います。

「本当のことが知りたい」・・・今の時代、このようなことを言ってはいけません。一つひとつのことを誰かに教えてもらうなど、虫のいい話ですよね。ならば自分で理解すべきなのですが、自分が情報を選別出来る学力を持っていないと、それすらもままならない。

そういう人たちは結局、自分の信じたい情報だけを信じ、それ以外の情報にはアクセスすらしない。だから一つの話題が終わり次の話になっても、これについて「本当のことが知りたい」となるのです。

情報というソフトウェアが進化しているのですから、それを使いこなすためには、やはりそれに合わせて勉強をしておかないといけない。過去と同じ感覚で情報に触れようとしても、その内容の精査の複雑さ、高度さは高まっているのですから。

そしてこのことが孕んでいる危険性は、実は現代において過小評価されているような気がします。こういうことはぜひ、これからの世代の子供たちにも知っていて欲しいことですし、そのためにもきちんと勉強はしてもらいたいと感じます。

今回もまた抽象的な書き方で恐縮なのですが、少しでも伝わっていただけると嬉しいです。

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