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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 元旦早々、こういう話題で・・・
明けましておめでとうございます。今年も一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
さて元旦早々、こういう話題で恐縮なのですが、ある意味とても興味深い内容だったので。
数研出版も教科書謝礼・・・中学校長らに
2~3ヶ月前に三省堂で問題になりましたよね。それが数研出版でもあった、という内容なのです。
けれどもこれって、多分に誤解を受けやすいものではないかと感じるのです。恐らく多くの方が「自分の教科書を採用してもらうために賄賂を贈ったのでは無いか」と思うのでは無いでしょうか。
逆に質問。それだけ大掛かり(一つの学年で数十~数百冊規模)の採択で、「最大5000円の図書券」というのは、あまりに少額過ぎるように感じませんか。もしもあなたが校長先生で、高々これくらいの謝礼のために、後から大きく非難される恐れのある行動を取りますか。
実は国立を除く多くの公立中学校において、校長に教科書の採択をする権限はありません。だから”賄賂”という側面は考えにくいのです。
そこで私が思うに、これは本当に「教科書の内容について意見を聞き、その手間に対する謝礼」の意味が強いのでは無いかということです。これがあるから、「検定前のものを見せる」というルール違反が起きてしまったのでは無いかと感じるのですね。
ただ間違えてほしくないのは、ルール違反はいけません。教科書に対する公正な検定や採択というのは絶対に堅持していただきたいので、きちんと守るべきルールには従わないといけません。
今回のことがもしも私が書いたように、教科書の内容についての意見集約がもとで起きたのであれば、いっそのこと、そういう機会を公式に作ってみてはどうかと思います。いくら手間や費用がかかっても、最終的にそれが生徒たちにとってプラスに働くのであれば、そういうやり方も検討する価値があるでしょう。
そして併せて、そうやって集約された意見を全社が公開してみると、それ以降の教科書作成に大きなメリットを生むのではないでしょうか。
ところで、私は学校の教員としての経験はありません。けれども塾をやっている以上、各学校がどのような教材を使っているのか、またそれがどのような頻度で変わっているのかを、日々肌で感じています。
そういう経験があると、「多分現場では、こうやって採択を決めているんだろうな」なんて予想が出来ることもしばしば。特に高校では、先日ブログに書いた数学の問題集のようなものもあるくらいです。
最新の受験対策を最速で提供される。これは生徒にとってこの上なくありがたいことなのですが、それを現実的なスケジュールで考えると・・・一体どうなっているんでしょうね(笑)
なおこのような予想は高校しかありません。中学校はそんなに教材は変わりませんから。このような点から見ても、恐らく上に書いたことは、大きく間違っているとは思えないんですよね。
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