わたなべ学習塾 | 日記 | 少し離れた視点から楽しんでいること

最近河合塾から出版された、数学の問題集の某新シリーズ。先日立ち寄った書店に実物があったので少し見てみたのですが、基本的な例題とともに「中間テスト対策」のような章末問題があったのです。

少し前までは、予備校から出版された参考書や問題集は、主に大学受験に向けてのものだったと感じます。それなのに段々と、学校の授業を意識した内容のものも扱ってくるようになったのですね。

そうなると、今までは教科傍用問題集などを出していた出版社が目立っていた領域に、そういう予備校系の学参が入ってくるのです。いやむしろ、学校採用ではないのにそういうレベルのものを扱ってくるのであれば、今までの出版社のものよりも人気が出るかもしれません。

見たところ・・・まだ今の段階では、取り立てて「よく出来ている」とまでは感じませんでした。ところが今後は段々と改訂を重ねるでしょうから、すぐに他の教材に追いついてくると思います。だとしたら他の出版社も、落ち着いて見ていることは出来ませんよね。

・・・なんてことを、問題集を眺めながら考えていました。一般の方は何の興味もわかないようなことでしょうが、私は個人的にかなり楽しんでいます（笑）

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