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TOP > わたなべ学習塾 日記 > 英語の成績が伸びた生徒のこと
昨日の記事にも書いた、英語の点数がかなり伸びた受験生のお話。
この生徒に対しては、まず3~4月から夏までに、ずっと「易しめの長文」をどんどん読んでもらいました。大体3~4冊終えたくらいで、受験基礎レベルの英文は簡単に読めるようになってきたのです。
そして夏からは少し難易度を上げました。よく書店などで見かける”センターレベル”と書かれているレベルですね。こういうものを、これまたたくさん読んでもらいました。
ここで、読むと言っても、英語を全訳させるのではありません。長文問題であれば一つの長文に対して、いくつか設問が設定されているはずです。それを解いて、後は解答解説を熟読していくのです。
解答解説では特に、長文一つひとつの文の構成を確認することを指示していました。日本語訳と照合して、単文ごとに直読直解が出来るようにと、目標を設定していました。それをコツコツとやってくれていたのですね。
その上で。
ここから大切なことなのですが、ここまでやっていても、夏まで模試の点数は伸びませんでした。長文を読みつつ、単語を覚え、文法事項も確認していきながらも、ここまでは全体の半分も点数が取れなかったのです。
多くの受験生は、ここの段階で心が折れます。「どれだけ勉強しても点数は伸びないんだ」と諦めたり、「自分には英語の才能が無いんだ」と無意味な理由付けをしたりして、勉強の手を止めてしまうのです。
よくブログで書いているように、手を止めた時点で成績の上昇は止まります。しかし成績をもっと上げようと思ったら、手を動かし続けるしか無いのです。
これをやってくれたから、現段階で成績が大きく伸びてくれたのですね。
ちなみにこの生徒に合わせるように、私は長文のレベルを調節していました。ちょうどいい塩梅を意識しながら問題を渡し続けていたので、それが勉強を持続させるきっかけの一つになってくれていたのなら、嬉しいものですね。
公式HP → 模擬試験の結果を見るときに