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最近は「○○すぎる・・・」という煽り文句はお腹いっぱいなのですが。
難関すぎる京大新入試 出願要件・超難問・・・志願ゼロも
先日こちらのブログで、やはりこの京大の特色入試について触れました。確かに超難問であることは否定しませんが、この記事ほど「なんとこんな感じだったのです!!!」みたいな印象は余りありませんね。
事前に出題例も提示されていましたし、別段驚くほどのものでは無かったように感じます。
そして、きちんとした報道をするのであれば、この入試で難しすぎることに文句を言っている高校は、残念ながら合格のレベルに全然足りていないことを前提にすべきです。本当に合格者を出せるほどの高校は、180度異なる意見を持っていますからね。
(ちなみに・・・”苦言”ではないですよね)
あたかも「難関入試はまずい」とか「超難問の出題は悪」のような話をするのはどうなのでしょう。東大や京大は、憧れる受験生がたくさんいる以上、難関であり続ける必要があると思います。そしてその篩として、難しい試験もある程度は必要と感じます。
記事中にある「・・・京大は次年度に向けて改善に取り組む。」という表現に、この記者のどのような気持ちが込められているのか。私はそちらの方が気になりますし、それが一般の人から見た”大学受験”なのだと思います。
高い壁を目標にするのであれば、その壁の高さに文句を言っても仕方ありません。いかに自分が力をつけるのかを考えるべきで、どうすれば壁が低くなるかを議論しても意味が無い。だからここを目標とする受験生がいるのであれば、大学側に変な期待をするのではなくその子たちに頑張ってもらいましょう。
最後に個人的なこの記事の印象を。
この試験を受けた数少ない受験生の声を取材したにもかかわらず、試験からこれだけ日数が経っている。先日リンクを貼った京都新聞の記事に比べて、内容の濃さがほとんど変わらない。・・・率直に言って、一体何を取材してこの文章を書いたのでしょう。私には、前述の記事を元に、印象で記事を書いているようにしか見えないのですが。
教育や受験に関する記事は、その方面に明るい人に書いてもらいたいなあ。
公式HP → 勉強のやり方が分からない