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書く人、読む人の学力 (2015.12.03)

昨日の報道の中で、特によく話題に挙がっていたのが次のもの。

国立大学授業料、54万円が93万円に 2031年度試算

この内容について、かなり多く見られる意見として「文部科学省はそこまで値上げをしたがっているのか!」というもの。

それは違います。これは「財務省が希望している通りに交付金を削減し、かつそれを全て授業料収入で賄うとしたら、このような額になる」という試算をしたのです。そして文部科学省は、それに明確に反対をしています

参考 → 財政審への反論 (文部科学省HPより)

財務省としては経費を削減しようとしています。だからある意味、財務省が値上げを狙っていると言えなくもない。文部科学省では無いのです。

そしてこのことは、個々の議論の内容の是非は置いておいて、組織としては至極”まっとう”なことをやっています。財務を担当している部署は少しでも健全な財政状態を作ろうとするでしょうし、教育を担当している(役割を任されている)部署はその内容をより良くしていこうとしている。

誤解の無いように。私は授業料の値上げを良しとはしていません。だから財務省の主張、文部科学省の主張に対して、思うことはたくさんあります。けれどもここでは、一つの組織としての考え方について”まっとう”だと言っているのです。

お互いがきちんと仕事をして、より良い制度を作って欲しいものです。そしてもちろん、教育の間口を広げる意味でも負担は少なく済む方がいい・・・これが基本です。

つまり今回のブログで書きたいのは、その政治的な内容ではありません。

このようなニュースの発信側がどれだけこのことを理解し、それを伝えようとしているのか・・・はっきり言って「分かってない」発信が多すぎます。
またニュースの受信側がどれだけこのことを理解し、それを受け止めるのか・・・上に書いた反応のように、明らかに「分かっていない」状況が多いのです。

特に指摘をしたいのは、私も含めて、ブログやSNSなどの発言も、「情報の発信」なのです。気軽にブログでネットの反応をまとめたり、SNSで気軽に呟いたりしても、それは全世界に発信していることになるのです。だから「そんなことまで分かっていなかった」ということは、基本的に”通じない”のです。

そして同じく、今は情報の受信の方法も幅広く、かつそれについてのリアクションの手段も多種多様になっています。ならばどういう情報を受け止め、どういう反応をするのか・・・これを考える人が少しでも増えないと、情報の波に飲まれる一方になってしまうのです。

情報リテラシー・・・今の時代は、これも「読み・書き・算盤」と同様の、一つの”学力”と言えるでしょう。学校では直接学ばないかもしれませんが、少しでも学力を高め、このような判断力を持って欲しいと思います。

※もちろんきちんと発信している人もいます。そして逆に、私が間違っているところもあるでしょう。正しいかどうかを常に考え、もしも間違えていたらきちんと訂正すればいい。今の情報化社会ではそういう意識が最低限必要だと思います。

公式HP → 黒チャートのこと

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