わたなべ学習塾 | 日記 | 生徒たちの感覚としては

「誰かに勉強を教えてもらう」という場合、”友達から”と言うのは最も敷居が低いものだと思います。先生に聞く、塾で聞く、親御さんに聞く・・・そういう相手より聞きやすいのですね。

そして敷居が低いからこそ、気軽にやろうとして、気軽に遊んでしまうのです。それなのに自分たちは、あたかも「ちゃんと勉強をしていた」と感じてしまう。・・・だから勉強というものに、意欲を無くしてしまうのですね。

塾講師というお仕事をしている私としては、そのような環境と同列に扱ってほしくありませんし、そんな環境よりも価値があるからお金を頂いているのです。

保護者の方は、「友達と勉強をするから、ファミレスのお金をちょうだい」なんて言われていませんかね。そして「勉強ならば仕方ない」と、お金を渡していませんかね。

きっとドリンクバーメインでしょうから、数百円程度でしょう。けれどもそのお金は、友達とのおしゃべりや、延々とスマホをいじるために使われてしまうかも知れないのです。これは少額であっても好ましいものではありません。

「でもみんなで勉強するのだから」・・・本人たちの感覚にこのようなものが残り続けたら、それは勉強云々よりももっと大きな害悪になると思いますね。

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